岡崎日記(その6)
岡崎の家にケーブル会社の人が工事に来るタイミングに合わせて出かけた。TVのケーブルに加えて、電話を光に変え、インターネットも使えるようにする工事になったので、立ち合いは必須。
TVを置いてある部屋を片付ける必要があり、工事予定の二日前に出かけた。5月9日のこと。日曜だが、緊急事態宣言のさなかでもあり高速料金のETC割引は無かった。
着くとすぐに、大きくなりすぎた庭木の葉が隣家に入らないように枝切を開始。高所でのこぎりを引くのは大変だろうと、電動の扱いやすい充電式ののこぎりを買って持って行った。が、これは木が太く、役に立たなかった。がっしりしたチェーンソーにすればよかった。しかし、物置に電動の丸鋸があったのでコードを伸ばして使えた。これと手引きと両方でなんとか大きな枝を落とした。落ちると枝の先が広がっていて、庭の半分に被さるほどだった。ともあれ、今回の目的の一つは終了。
翌日リビングの掃除も大方できた。
薄汚れた部屋に見えるが、ここまで持ってゆくのが大変だった。市のごみ焼却場に、庭木の枝とか室内の不用品を運ぶのに通算3往復した。このテレビが5月11日に業者が来て無事つながった。ネットも入りやれやれ。
壁のひまわりは、行きのパーキングで手ぬぐいのタペストリーを買っていったもの。その場所には韓流ドラマの主人公が載った古いカレンダーがかかっていた。日付も絵も古すぎなので取り外したかった。ひとまず何か飾ろうと、これが精いっぱい。
矢作川沿いの焼却場に行く途中に、美味しいうなぎ屋があるのだが、今回の滞在中は店が閉まっていた。なので、かねてから気になっていた八丁味噌の本店で、昼間だけ観光客相手にランチが食べられるところに行って見た。
二日目の暑い日だったが、やはりこれ(味噌煮込みうどん定食)を食べた。
前回、釜揚げうどんの店で同様の物を注文したが、美味しいとは言い難かった。がこれはよかった。本店で出すものだけに、恥じない味にしてあるのかな。食事の場所から八丁味噌の樽が見物出来るようになっていた。
ついでにこんなポスターも面白いのでパチリ。
岡崎のローカルスターだろうか。観光誘致のキャンペーンのよう。普通はギャルが土地のアイドルになるが、岡崎は男子。徳川家康の土地柄、男で決めたいのだろうが知名度は如何?
夜の食事は二日とも普通の和食が、安く食べられるところ。
1日目は”ザめしや”。 ご飯が食べられることが分かりやすい。
並んでいるおかずを自分でお盆にとって食べる。丼ものは頼むと作ってくれる。
2日目も同じようなシステムだった。
お味噌汁はどちらも赤だし。ごはんやの方は、焼き魚は頼んでから焼いてくれる。ウナギを頼んでいる人もいた。ウナギもあったのか。お目当ての店とは違うが、今度ここでウナギを頼んでみようか。
そう、”今度”がある。まだまだ片づけは終わらない。次回は本丸を攻撃する。即ちキッチン。ガステーブルの交換だけはしてあるが、正常なキッチンに戻すにはまだまだ力仕事が要る。
今回の滞在中に業者が2件来た。どちらも姉が声掛けしたものらしい。1件目は雨漏りを見てほしいということで来たが、屋根瓦は異常がないとのこと。ただ通気口の取り付けのある面が季節により強い横殴りの風雨があたるが、その取付口の隙間が怪しいので、そこをテーピングして様子を見るのがいいという提案。それだけでは業者の儲けにならないためか、瓦以外の周囲のとたん部分の塗りなおしをしようという話が来た。
考慮の余地はあるが、見積金額が塗り面積の割に高かった。そこでその件は保留。
もうひとつの業者は、ガレージの屋上の鉄柵がさびているのを付けなおす話。昔その場所は、父親の趣味の盆栽の鉢置き場だった。今はそれらは処分されて、何もない。鉄柵を撤去するだけでもいい。あるいはアルミのテープで補強して当座をしのぐという方法もある。いずれにしても緊急な課題ではない。
次はやはりキッチン。奥の倉庫も含めて整備。1階の最後は茶室。ここまで来たら水回りを入れ替え。そして2階の二部屋の整理と外回り。1年では終わりそうもない。
帰る日にコロナのワクチン接種の案内が来ていた。見ると岡崎市の進捗はややゆっくり。次回行ったときに、予約の手伝いをすればいい程度。自分の方は、そろそろ予約を入れてみるか。
それにしても、東京は相変わらず感染者が増えている。しかるにまだオリンピック中止の決断ができていない。ガースといい、緑のタヌキといい、どうしてこんなのが政治家たることを許しているのだろう、と思わざるを得ない。
中止の世論が盛り上がらないと思ったら、五大新聞社がみな五輪のスポンサーだからだという論評があった。なるへそ。