静かな一日
たまには出かけることを考えないで、のんびりと家で過ごす。というのはどうも落ち着かない。こういうのをビンボー症というのかしら。
昨日は二胡の先生をやりに出かけたが、今日は家で静かに(あまり静かではない)二胡の練習と時々本を手にする。狭い庭に出て、外の空気を吸う。百合の花が咲いていた。
これだけでは飽き足らず、結局車に乗って八王子コーヒーというのを買いに行った。
今度おいしいパンを色々食べ比べしよう、というお誘いを貰ったので色々なコーヒーでも持っていこうかと思い立った。箱詰めを待つ間に八王子ブレンドをいっぱい注文していただく。
最近は外でコーヒーと言えば、ドトールはスタバが多い。忙しい人はどうしてもそうなる。昔ながらの喫茶店を売りにした店もある。じっくり友人と話をするとか、ちょっとした商談には、そういう店が好まれる。
こちらはコーヒーそのものを売りにした店、のように見える。ドトールの倍くらいの値段でも、一杯ずつちゃんと淹れてくれて、ミルク(使わないが)もスジャータみたいなのではく、乳製品を小さなミルクポットに入れて出してくれる。
老後に年金が足らないということが話題になっているが、先に老後を迎えた人たちは足りているのだろうか。公的年金という奴だけでは、ゆとりは無い。
暮らしぶりにもよると思うが、ボランティアのプロ見たいなおじさんは、確か年金で暮らしながら活動してると言ってたな。
自分より一回り年上。元気だ。
一口にボランティアといっても仕事は色々ある。自分も二胡のボランティアをやっているが、このおじさんは迫力が違う。災害救助ボランティアというのは、慣れないとというか要領を得ないと、足手まといになる。
自分も慣れた活動でいいのか。今の日本の喫緊の課題は、年金政策をでたらめにしてその報告書を受け取らない、すなわち隠蔽(またか)してしまおうとする政権を退陣させることだ。そういうことに気づかないで、あるいは関心を持たない人が多いというのがそもそもの問題。そういうことに触れる機会があるなら、文化活動もいいかもしれない。などと考えつつ、体力もない身としては時にのんびりさせてもらおうか。