天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

平成最後の年末に思う

 夜回りは寒かった。が、小学校1年くらいの女の子が参加していてほのぼのした感じだった。これで年内のイベントはすべて終了。明日は本格的に部屋の大掃除でもするか。大掃除といっても、本当にきれいに片付けるにはずいぶん時間がかかる。断捨離をもっとしないと。
 


 ところで、中国の百度という検索サイトを見ていると、短めの動画が次々出てくる。移されている対象は、水着の美人とか、ショートコント、田舎の農作業風景、機械工作、などなど今の中国を知る意味では興味深いものがある。その中に、アフリカの人たちの映像がいろいろ出てくる。食べ物を作っていたり、食べていたり、ダンスをしていたり。顔にすごい化粧をしていたり、アフリカといっても様々な地域の、都市部ではない場所の部族の生活が出る。ここに出る動画はすべて素人の投稿によるもので、「いいね」を競っているようだが、ここにアフリカの原住民の映像が出るということは、中国の一般の労働者がたくさんアフリカに仕事に出ていることが目の当たりに見える。アフリカの珍しい様子を映像にすることは、スマホがあれば簡単にできる。
 下の写真の子供が来ているのは、アニメの絵がついている。中国でよくあるなんちゃってディズニー。似せて描いた絵のシャツ。明らかに中国人のお土産。いかにも現地妻のアフリカ人の女性にきれいな服を着せている様子もある。
 映されている人たちは、中国人たちが来ているおかげで、中華料理の作り方を覚えたり、中国語を会話レベルだが流ちょうに話す現地人もいる。
 こういうのも文化交流と言うのだろうか。確かにそうに違いない。
 中国自体も、改革開放以降に急激に情報伝達が進み、生活様式グローバル化されてきている。そういう人たちがアフリカの原住民にすでに影響を及ぼすようになっている。日本企業の場合には、人材がそこまで豊富ではないし、コストの問題があるので、アフリカなどの未開発諸国に大量に人を送り込むことはできない。
 ますます中国パワー、中国文化が世界を席巻するようになるのだろう。