天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

OB会

 昨日はOB会に参加した。なんのOB会かというと、会社時代の同業他社の集まり。マメに連絡してくれた人がいて、5人集まった。いずれも会社は異なる面子。
 当時、同業で委員会を作って定期的に会議をしては、主に情報交換をしていた。年に一度は懇親会としてゴルフに行ったりもした。いわゆる古き良き時代の最後のほうかもしれない。
 私が参加した、同業各社及び代理店、役所まで加わった海外研修もとっくに消滅している。
 顔を合わせた人たちとは、10年以上会っていない人ばかり。会ってもすぐに分からないかもしれないと思いながら行くと、私のことはすぐに分かったと言われた。
 連絡がきたときに、名前を聞いて別人を連想していた人もいたが、会ってみて、”あ、この人か”と思い出す始末。
 話は当時の出来事にさかのぼる。皆さんよく覚えている。でもたぶん、昨日の出来事は思い出せない人たちばかり。
 海外取引の担当者の集まりなので、911の出来事はみなさんそれなりにきわどい体験をしている。911の事件と、真珠湾攻撃が似ているという話題になった。それを言った人は単に、奇襲攻撃という程度の意味だったのだが、どちらも「やらせ」の要素がありますね、と言うと、真珠湾攻撃の方は事前にアメリカ側に察知されていたらしいという認識の人がいたが、911の方は単にイスラム教徒のテロとしか思っていないようだった。トランプ氏が、その実態を知っていて、暴露しないようにと脅されているなどという噂を知る由もない。
 皆さん、仕事一筋に頑張ってきた人たちなので、社会の出来事については、メディアが伝える範囲の情報だけを信じ切って疑いもしない。今現在現役で会社生活を送っている人たちも、大半がそうなのだろうと思うと、日本の世の中が変わるというのは簡単なことではないことがよく分かる。
 ところで、この集まりは新宿の沖縄料理店で持たれた。沖縄といえば、つい先日県知事選挙があって、デニーさんが勝利したばかり。お店の中には、そういうことを祝う何かがあってもよさそうに思ったが、その気配もなかった。ちょっと残念。こういう場所で、派手に祝賀ムードを盛り上げれば、関心のない人たちもこれは一体どういうことかと考えるきっかけにはなるだろうにと思った。