天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

同窓会シーズン

 コロナ騒ぎが一段落したせいか、いろいろと集まりの案内が来ていた。この種の集まりはもう基本出ないことにしていたが、まだ元気なうちに会える最後のチャンスかと思い、行って見た。

 まず大学サークルのOB会。学校へは、数年前は安保法制に反対する運動が盛り上がっていて、各種の集会がひらかれていた頃に時々行った。大隈講堂でも開かれたことがあった。あの盛り上がりが今こそ必要と思うのだが、なかなか。というかメディアがそうした動きを取り上げないという面もあると思う。

 ともあれOB会に行って見た。

 講堂につながる道がずいぶんきれいになって、歩道が広くなって歩きやすくなっている。OB会の場所は、大学に隣接するホテルの二階だった。久々に降りた地下鉄の駅。出口を間違えたら、もう方向音痴の自分は大変。ようやく穴八幡の看板を見つけてそちらへ歩く。

 という具合でやや遅れ気味についたら、ホテルの案内のお姉さんが「OB会ですか?」

と聞いてくれる。2階のフロアではOB会がいくつか開催されている。「そうだ」と応えただけで、目指す会場を教えてくれた。どうしてそこに行くと分かったのか?と尋ねると、他にも何人かいらしたので。とのことだった。めってに来ない年寄りがウロウロ集まっているんだろうな。と思ったら、その通りだった。

 これは同期の連中。自分を含めると5人来た。学生当時は12人の代で、自分が第18代幹事長を務めた。それが今や68代だというから、50年前、ぴったり半世紀前か。

 この四人のこれまでの人生も色々。卒業と同時に就職した会社を最後まで勤めあげたのは、自分とこのうちの一人だけ。一人は8年在籍した挙句、卒業証書は手にしなかったが税理士になって先輩の会社の経理をやっていた。一人は銀行マンになったが、すぐにやめて水商売、と言えば聞こえがいいが風俗業界でしこたま現ナマを蓄えて今はたぶんその運用で行き場のない女性を伴侶として、両方病気持ちで労わりながら暮らしている。もう一人は、ホテルマンや車のセールスマンなど転職を繰り返して最後はどこでどうしていたか分からなくなっていたが、久々にここで会ったが、言われるまで顔が分からなかった。さてどの顔が誰でしょうか?

 同期12人の内二人は他界した。そのうちの親しかった一人の家にもうすぐ線香あげに行く。岡山まで。

 このOB会で、楽しかったのは、現役学生が参加してくれたこと。

「詩吟」という古典芸能のサークルなので、人が集まらないのは仕方がないとして、部員の大半が女子学生。この日来た中では幹事長が一人男子だった。それでもみんな元気で、それぞれの挨拶を聞いているだけで楽しくなった。うち二人は他の大学の所属で、詩吟の学生サークルに入りたくて、検索したらここが出てきて参加しているとのこと。驚きモモノキ。

 さて今日は、会社時代の某部門の集まりに出かける。当時よく使った焼き鳥屋に集合と言うので、懐かしく、焼き鳥食べに行くか。という感じ。今週は忙しい。