天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

5 夢をかなえる小さな習慣

 相川圭子氏の本。昨年12月の新刊本。新聞に出版広告が出ていたので、すぐ買い求めた。

なぜかというと、以前この人の本に出合った。「超シンプルな悟りかた」という本。その時のブログはこれ。

http://d.hatena.ne.jp/mm3493/20140728#1406552021
 ヒマラヤで修業して悟りを開いた人といえば、中村天風氏だ。多くの人達に尊敬されている。その現代版、女子版とでもいうのが相川さんだろう。過去の人ではなく、現代に生きているひとが、みんながしあわせになってよ、と書いている。どうも二冊とも若い人向きの本ということが分かる。読みやすく平易な言葉で大事なことが書いてある。公式HPもある。講演会も開かれているらしい。
https://www.science.ne.jp/
 こういうスピリチャルな世界は眉唾という人も多いだろう。私も実体験をしていないので何とも言えないが、書かれていることは少しもおかしなことではない。そうでなければ世界中の多くの人が彼女の話を聞こうとしないだろう。
 曰く、大自然とつながっている自身の魂の声に従って生きなさい。心が喜ぶ生き方をしましょう。ということが本質か。ヒマラヤ密教の聖者ということになっているが、宗教をどれも否定しない。本物の宗教は本来そういったものだということ。宗教が生まれた地域の違いにより、表現やアクセントを置く部分が違うだけ。
 いちばん読ませて反省させたいのはアベシンゾーだが、彼は本は読めないだろう。あまりにも欲に毒された俗物だからな。ちゃんと読むことができれば、自分の誤りを認めて辞職するだろうが、欲と利権と、自分は権力者だという勘違いに狂ってしまっている。としか言いようがない。
 温泉に行って、休憩エリアのテレビで国会中継を見ていたら、野党も皆が皆しっかりしているわけではないことが見えて悲しい。今は、国家権力を私物化して官僚組織をぶち壊した政権を追い込んで辞職させることが急務なはずなのに、TPPの質問をしている奴がいた。それ今聞かなくてはならないの?限られた国会の時間の使い方としては、とんちんかんな感じがした。
 本の話だ。いろいろと悩むことの多い若者たちに、悩んだらこの本を手に取ってみたらいいのに。おかしな考えに浸ってしまって罪を犯す人が減るのではないだろうか。日本の教育界も政治のおかげで荒廃している。周囲がひどくても、本来の自分を見失わないためのガイドとしてはお勧め。2冊くらい本を読んだだけで分かったつもりにならないで、自分ももう少し掘り下げてもいいかと思う。