お迎え
一昨日のこと。保育園にいる孫の出迎えしてみた。出迎え依頼はよくあることで、当然いつも家内が対応している。が、一昨日は長男と次男の両方からお迎えの依頼が重なった。通常は先に依頼が来た方のみの対応だが、一昨日はたまたま私が通院で午後休みの上、次男の家の方面である横浜に行く用事もないではなかったので、保育園に行ってみることにした。もう一方は3歳と1歳未満の二人なので自分には無理。
3歳の孫一人くらいは時々遊んでいる仲なので、問題ないだろうと思ったわけだが、ズバリ問題なかった。保育園生活にも慣れた3歳の女の子はしっかりしている。パパとママが仕事をしていて遅くなることは承知の上で、ぐずらない。初めてお迎えに行ったじいちゃんに、保育園で作った物を見せてくれて、帰りの道順も教えてくれた。家に帰るとテレビの幼児向け番組を見たり、ぬり絵などで遊ぶ。食事も一緒にできるし自分でよく食べる。トイレも知らせてくれる。手間いらず。
さすがに時々「ママは?」と訊く。答えは「もうすぐ帰るよ」というものだとわかっていても訊きたくなるのは仕方がない。
こういう子供にいろいろなことを教えてやりたい気持ちはある。その昔は、二世代三世代が同居していた時代は暇な爺婆が孫のお世話係だったのだ。今や爺婆の世代はゆとりのある時間をもてあまし、若者夫婦が共働きをして子供は保育園育ち。これが今の日本の一般的な状況ではあるが、本当にこれがいいのだろうか。大家族制のいい面はいろいろあったが、現代の社会では、農村でなければ大きな家を建てること自体、できる人が限られている。
つい最近、我が団地でも一人暮らし老人の孤独死があった。そういうことが無いようにと、お互い見守りをしようという動きもある。地域社会が昔の家族のように助け合うことができればいいのかもしれない。
二胡のYoutubeを見ていて、こんなの見つけた。台湾のものらしいが、いい響きだ。
https://www.youtube.com/watch?v=KSQsuzCGagQ
ブログ書きながら、右上の「おえかき」をいたずらしてみた。