天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

出会い

 いろいろあって、少しブログをアップしない日が続いたところ、心配してくれていた人がいた。ありがたいことだ。
 いろいろの一つが昨日やっと書いた台湾旅行のこと。ゴルフに行っただけといえばそれまでだが、場所が中国なだけに感じるところがいろいろあった。
 買い物もいろいろしたが、最後に空港でCDを1枚買った。ジャケットを見て台湾の民族音楽だろうかと思って買ったのだが、違っていた。違っていたがいい買い物をした。これはチベットの歌手の歌だった。



 央金拉姆(ヤンジンラマ)という名前の女性でで実に癒される歌を歌っている。ほとんどお経のようなものに聞こえる。実際、歌のタイトルは「涅槃新経」とか「大地的呼吸」とか、チベット仏教の唄かと思われるようなものが並んでいる。
 CDが気に入ったので、YouTubeで検索してみるとあるある。彼女の素朴な歌と踊りにすっかり魅了されてしまった。歌の言葉はチベットのものが多いが、インタビューに答える言葉ははっきりとした中国語の標準語だ。中国の少数民族の人たちはこうして両方の言語を身につけることになるのか。
https://www.youtube.com/watch?v=eDIKNsHN63A
 しばらくは、この彼女の虜になりそう。これもひとつの出会いではないか。犬も歩けば棒に当たる。台湾へ行かなければ出会うこともなかった。思えば人の世は出会いと別れの連続であると、今更ながら思う。二胡を始めたのも、ふらりと体験講座に出てみたことがきっかけだった。
 出会いといえば、一昨日は日中友好協会八王子支部で恒例の春節の会があったが、そこにFacebookで知り合った上海出身の人が来てくれた。今回の会は、いつもと違って主催者側で参加したので、せっかくお誘いしたあらたな知り合いとゆっくり話ができなかった。それでもまた会おうと思えば会える関係にはなれた。こうして人の輪を広げて、これは日中友好協会の活動を活性化しようということだが、つまるところまともな感覚で生きてゆく仲間を増やそうということだろう。
 しばらくブログをアップしなかった理由の大きなものは、旅行やイベントもあったがそれよりも後藤さんの事件で何か書こうと思いつつ、考えがまとまらなかったのだった。
 チベットの美し女性の唄声を聴きながら瞑想して、少し心が落ち着いたようだ。こうしてブログを書くまでにはなった。
 写真は彼女のCDのジャケットと春節の会の様子だが、これは毎年同じたれ幕を使うし出し物も同じようなものなのでいつの写真だかわからない。しかしこの馬頭琴はモンゴルの人で昨年の秋に初めて八王子平和週間に出ていたのを聞いたが、とても素晴らしい。二胡がバイオリンならこちらはチェロのよう。変面は何度見ても面白い。日本人の青年が中国で修業して生業にしているらしい。自分も飛び入りで二胡を少し弾いてみたが、ちゃんとプログラムに組み入れられるほどにならないとな。