今回の中国旅でも、二胡を引く人の姿をいくつも見た。やはり二胡は中国ではポピュラーで、庶民に親しまれている楽器のようだ。見た順に紹介しよう。
まずはこのおじさん。西湖のほとりにゆく地下通路で弾いていた。二泉映月という二胡の定番のような曲を奏でていた。前に缶が置いてあったので、1元入れて写真を撮らしてもらったら「謝謝シェシェ」と言ってくれた。
次の人は、西湖のほとりの公園でスピーカーも使いながら弾いていた。その二胡に合わせて歌を唄っている人がいた。銭かぜぎでなくて、公園で趣味の披露をする人達だ。
次も同様西湖のほとりで、独り二胡を奏でている。
その次、４枚目は別の地下通路で演奏しているおじさんだが、こちらは二胡でなくて琴だった。前に大きな銭箱を置いてあるので、やはり1元あげたら大声で「謝謝シェシェ」と言ってた。
二胡の最後の写真は上海のホテルで見たテレビの画像。旅の最後の晩だった。何気なくテレビをつけたら、うら若き身目麗しい女性グループがポップな曲を演奏していた。歌ではなく楽器の演奏だ。見ると中に二胡を引いている人がいた。どの楽器も透明なガラスのようなプラスチックで出来ている。二胡だけでなく、バイオリンやビオラなども皆透明だった。面白いのでパチリ。
西湖のほとりでは、ひょうたん笛を吹くおばさんも見かけた。こちらは、身なりのきちっとしたご婦人で、こういう場所で吹くにを楽しみにしている様子。
西湖周辺の公園は、他の公園と同じようにダンスに興じる人達もいた。中国の公園では良く見る風景だ。大抵女性のダンス集団が多いが、ここはカップルで踊る人達だった。どちらかというと高齢者カップル。いい老後を送る人達なのだろうか。
街中で見る二胡弾きは、大抵男性だがテレビやステージでは女子が多いように思う。自分も将来は中国でさすらいの二胡弾きというのも悪くないかも。
