天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

今日は911

 18年前になるのか。この建物が壊されたのが。

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 まだ18年しか経っていないともいえる。

 事件の被害者の方々の冥福を祈るとして、この事件の後から世界は急速にひどくなった。こういうことをした人間がノウノウと世界を支配している気になっている。

 今日もネット上では、このビルの崩壊が飛行機によるものでなく、仕掛けられた爆破によるものであることを告発する記事がでていた。

 イスラム教徒の人はえらい迷惑な話だ。

 

 日本では、新たに組閣された陣容が公表されたが、何の意味もない出来事。世界の平和とか、人類の共存とか、民主主義とか何も念頭にない、信念として持たない、利権と目先の自己の利益しか目に入らない質の悪い人間集団の政党が、存続するために目先を変えてみるというようなことだろう。

 共産党の小池氏は組閣などどうでもいいから早く退陣願うよう運動してゆくというようなことを述べていた。まさにその通り。

 新たに入閣した連中は、アペヨイショ組が中心。八王子から出ているハギューダが文科省だって。モリカケを騒がせない役目か?次の選挙で、山本太郎氏が八王子から出るという話がちらほら聞こえてきた。なんて素敵なことか。そうなったら断然応援する。

 

 ところで昨日は中国では先生の日だそうな。教師節とか老師節と言って、先生に感謝の意を表す日。で、自分はというと、二胡の先生のライブに行ったのだった。

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銀座スイング

 演奏前の食事は鴨肉があったので食した。牛豚を食べない、ご飯は玄米、というのを続けていて食事療法のつもりでいる。こんなの食べて、お酒も少し飲んだりして食事療法もないなと思いつつ。こうしていられることに感謝。やはり運動は必要。

 で今日は、この沈琳先生の生徒仲間などの二胡仲間と練習会をやっていた。二胡でコミュニティが活性化するということもあるなと理屈をこねながら、上手くなりたいという気持ちがある限り、こうした活動は続く。

台風のあと

 台風15号が通過しました。一夜明けると、色々被害がでているようで、通勤列車もすぐに動かず大変だったみたいです。私は寝ている間に通りすぎていました。

 昨日の夜、月曜夜10時恒例のYoutubeの「夜の二胡教室」を見ていたら、小林さんはランニングや筋トレをやるようになったらしい。そうだよね、二胡ばかり弾いていると運動不足になる。というので、久々にジョギング、いや散歩に小走りを加えたものに出かけた。緑の葉っぱや、小枝が落ちていた。台風のせい。

 それはともかく、いい習慣は真似をしないと、と思っていたら中国の友人からヨガをやっている写真が送られてきた。だいぶ上達したようで、いいポーズ。簡単に真似できない。がやってみる。元々この人は私が毎朝の習慣でヨガ的ストレッチをやっていたことに触発されて始めたのだと思う。その自分が、退職後いつでもできるようになったらやらなくなっている。時々思い出したようにしかやらない。そのうち友人がはるかにうまくなった。相手が若いこともある。

 中国の二胡の奏者で有名な人が、結構早死にされた。この人。

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 若いころは美人だったようだが、こういう体型になった。でも二胡はこの通り素晴らしい。しかし、自分の先生には現状の美貌とスタイルを維持して二胡を弾き続けてほしいと思う。そういえば今夕、銀座スイングでライブ演奏がある。ジャズクラブでは立って演奏する。そいう姿勢が自然と身につくと、太る暇がないことを期待。

 ここで先生の代表的なYoutubeを入れときます。

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 座る時間が長いのはよくない、と昨日の”5時に夢中”でも言ってたな。オフィスでも立ってパソコンする人もいるとか。映画俳優の高倉健さんは、休憩中も座らなかったそう。

 そういえば、来月には先生の毎年恒例のコンサートがあるので、お知らせしておきます。

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沈琳コンサート

 今日は、嫌韓記事に引きずられておかしくなっている日本や、香港の騒動について書こうと思っていたが、そろそろ銀座に出かける用意をしなくっちゃ。

 自分は中国ウォッチャーではあるが、最近の日韓関係は見逃せない。日韓関係を正しく理解するセミナーもいくつかあるので、今度そういうのにも出かけようと思う。

市議会探検隊参加

 社会派もっきんバーさんから、市議会を傍聴する企画があったので行ってみた。昨日のことだった。

 市会議員さんは、先日の日中友好協会の年次総会に3人来ていて挨拶をしていた。そのうち一人は春の統一地方選挙では落選だったが、欠員が出て繰り上げ当選になった人だった。共産党立憲民主党、国民民主党から一人ずつ。

 昨日は今回期の初日ということで、開始前にミニコンサートがあった。

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 クラリネットと琴とピアノ(実際はキーボード)の演奏。我々二胡ユニットもこういうところで演奏してみたいカモ。

 ともあれ、市議会の傍聴は初めてのこと。普通は写真など禁止だろうな、と思っていたらそうは書いてない。傍聴席の手すりの前に禁止事項の張り紙があるが、白い紙が貼られているところに実は写真禁止とあった。議長の承認を得ればいいらしいが、そもそも市民に公開される市議会が撮影禁止としてあるのはどういうわけだろう。国会は中継までされるのに。ネットでは中継しているように書いてあった。

 ともあれ議事内容。その前に手続き的なことが行われた。

 まず最初に繰り上げ当選議員の議席の指定 この前日中の総会に来ていた人だ。先日のあいさつでは繰り上げが決まるまで、失職していたわけで悶々としていたと話していた。

 繰り上げになった理由は、改選後一人の議員が亡くなったからであり、その為議事の前に弔意が示された。弔意を述べたのは、亡くなった議員と同期当選という共産党の石井宏和議員。この人も日中の総会にはいつも来ている人だ。

 この春の地方選挙では、自分は弁護士の宇都宮健二氏推薦の人に投票したが、惜しいところで落選だった。今回繰り上げにも入ってない。そういう投票をしたということだったが、今回の市議会訪問でもらった資料を見ると、八王子が保守勢力が強いことがよく分かった。

 自民党15、公明党10、共産党4、市民クラブ3、立憲民主・市民の会3、諸派5という40名だ。これでは議決事項はみな、自民公明でおしまい。共産党が野党第1党ともいえるが、さして意味があるのだろうか。

 午前中だけ傍聴して帰った。午後までいたいような議事進行状況ではなかったことと、昼食を市役所の食堂でと思ったら食券を買うのに千円が無く、1万円札をどこも両替してくれない。市役所全体がお役所仕事で、困った人を助ける姿勢が無い。

 おまけに一般質問の最初の話題が「働きたくなる市役所づくり」だって。なんだこりゃ。八王子の喫緊の課題は市役所の職員の質が悪いってことか?

 こんな質問をしたやつを見ると、及川賢一といってネットで選挙運動をしたということで諸派になっている。若者、新人のよう。仕事として市会議員を選んだのか。ネット上にはいろいろ出しているようなので、ヒマだったら見てもいいがこのテーマで来るようじゃ期待できない。

 前に、社民党の議員ということでトップ当選をした佐藤あずさという議員がやめてしまった。なんか政治家にあこがれて、戦略がうまくいって当選したものの・・・という感じか。この会派の陣容では、ちゃんとした先輩がいなかったのかもしれない。

 若手が頑張るのはいいが、ファッションで議員になるのはやめてもらいたい。

 議事の進行全体が、出来レースのような感じで、次以降の質問は学校や保育の児童にかかわる問題が出ていたが、お役所側は模範解答を用意してあって言いっぱなし。

 共産党の石井宏和議員の質問が、例の表現の自由の問題とか興味深いテーマがあったが、午後までいなかったのでどのようなやり取りがあったのか分からない。

 それでも、来てみて初めて市議会のレベルが分かった。という点で収穫はあったといえるか。

パーソナルソング

 先日西八王子付近にある、もっきんバーというところに行った。認知症音楽療法の話が聞けるようなので、夜だけど出かけた。ここに夜行くのは二回目と思う。

 前回の夜はこの時。

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 今回は、まず「パーソナルソング」というアメリカ映画が紹介された。

 

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 これは、認知症の患者が日頃は元気がないのに、昔聞きなれた音楽をヘッドフォンで聞かせると、目が輝きを取り戻し、話をするようになったり歌ったり、ステップを踏む人まで出てくる。映画は、そういう現象を見出して、もっと多くの人を音楽で元気にしたいという活動をしている人のドキュメンタリーのよう。

 ここに行ったのは、最近施設で二胡のボランティア演奏をしているが、その意味合いを考えてみたかった。当初は、人前で二胡を弾く練習になるという話からその気になった。そういう場所では、聞く人の反応がいまいちなのでやりがいが無いという人もいたが、歌を歌ってもらうことを含めた参加型にしてみたところ、結構喜ばれることが分かった。

 失語症的になった人も、帰り際に手を握ってくれたり、いい音色なので録音器をもってくればよかったと言ってくれる人もいた。そういうところへはまた来ることを約束して帰る。

 この映画を見る限り、音楽で脳を刺激するのはとてもいいことのよう。日本人の場合、小学唱歌や昭和の歌を演奏して歌詞を配っておくとほんとに楽しんでくれている様子が分かる。

 もっきんバーに集まった人たちは、グループホームをやっていた人とか、施設の責任者を経験した人、病院の看護士さんなど。そういう人の話を聞いていると、薬はよくないそうだ。騒がしくなる人に、精神安定剤を飲ませると数か月で反応がなくなってしまうとか。施設管理にはおとなしくしてもらった方がいいのだろうが、その人の人間性がみるみる失われてゆくので、薬は怖いという話があった。

 その点音楽はいい。ということで、時間があれば自分の研鑽を兼ねてホームでの二胡演奏は適宜続けることにしたい。それにしても次第にレベルアップした演奏を聴いてもらうのが本筋。

海老名に行ってみた

 海老名といえば、昔から東名高速道路のサービスエリアとか、インターチェンジとして知っていた。そこで三国志にかかわるイベントがある、とFacebookの情報を見つけたので行ってみた。

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 海老名市民文化会館を目指す。車で行っても駐車場があるとのことだったが、生憎家内が車で友達とランチの約束をしていたので、自分は電車で行った。よく知る地名なのでにぎやかなところかと思いきや、そうでもない。駅の周囲は新しめの建物が並ぶ。すぐに田んぼや畑。だいたいJR相模線は単線のまま。

 建設中の高層マンションがあった。JRのほかに小田急線と相鉄線が来ているので、便利なところ。これから藻っと賑わうんだろうか。八王子から乗り換え1回で着くので、割と近く感じる。

 ともあれ電車を降りて、一人で「孤独のグルメ」をやってみた。店を探そう、という間もなくすぐにこじゃれた店が見つかった。実際の孤独のグルメのように、地元の個人経営の店というのは難しい。新しい街並みだ。

 44APARTMENTというのが店の名だった。

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 頼んだのは、ランチメニューの中からチキンプレート。チキンのほかに野菜が豊富で、安いのスープもついている。孤独のグルメの井の頭五郎さんなら、これ全体が前菜だろうが、自分にはこれで十分。ハオチーだった。

 文化会館のイベントは、ネットの案内からだけではよく分からなかったが、ひところ中国のTVで圧倒的に流行った「三国志演義」を見ながら、菅野さんが解説をするというものだった。テレビ番組は何回もあるので、全部で6回に分けて今日がその4回目だったらしい。そうとは知らずに行ったものの、なかなか面白かった。これは三国志ファンにはちょうどいいイベント。がしかし、次回行くかどうかは分からない。

 たまには二胡以外の用事で出かけるのもいい。市民運動系の集まりはややご無沙汰しているので久しぶりのような気がした。

 でもないか。27日には久々に西八王子のもっきんバーに出かけて、認知症音楽療法という集まりに顔出ししたのだった。これはこれで興味深かった。

 PERSONAL MUSICというアメリカの映画を見て、意見交換をした。昔なじんだ音楽を聞かせると、日頃反応がなくなった人が元気になる様子がドキュメンタリーになっていた。デイサービスでの二胡の演奏で元気に歌を歌ってくれるのは、効果ありということなんだろう。それで続けてやろうという気持ちにさせられる。

9条を活かす日本 伊藤千尋

 伊藤千尋氏の本は、「凛としたアジア」、「世界を変えた勇気」に続いて3冊目。前2冊は今年発行されたもので、伊藤氏から直接送ってもらった。今回は昨年の出版で、AMAZONで買った。更に前に出された「凛とした小国」も買った。

 本は買わなくても、と考えるようになったが、お金を支払うことで著者を支援することになると思うと買う。

 

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 副題の「15%が社会を変える」という意味は、世の中の15%の人がすることは、その社会の皆がやること、すなわちその社会のマジョリティに見える、ということ。そのように見るべき証が中に書いてあった。

 ほんとうに素晴らしい本だと思った。どうしたら多くの人に本でもらえるだろうか、と思うくらい。あとがきの最後の言葉は、「本書は、全国各地でさまざまな9条のために献身的に活動する人々に捧げたい」とあった。

 そういう人たちは、この本を読むまでもなく9条に代表される現行憲法の重要な意味を理解していて、守ろうという運動をしている。本当に読んでもらいたいのは、ボーっとしてんじゃないよ、なんてつまらない犬HKの番組を見てボーっとしている人たち。そういう人こそ、この本を読んで憲法の大切さを認識して行動してもらいたいものだ。

第1章 世界に広がる憲法9条 日本の世界史的任務

第2章 憲法を活かす社会へ コスタリカ、世界からのヒント

第3章 社会は変えられる 「15%の法則」

第4章 日本の岐路 今こそ立ち上がるとき

 第1章に書いてあることは、日本国憲法の第9条を大切だと思っているのは日本人だけじゃないってこと。書き出しは、アフリカ沖のカナリア諸島の中心グラン・カナリア島ヒロシマナガサキ広場というのがあって、そこに日本の憲法9条の碑がある、ということから始まっている。トルコにもある。日本には沖縄の7つをはじめ全国に18の9条の碑があるらしい。

 アメリカ人の映画監督は、ベトナム戦争のころ16歳で来日し、日本の高校で学び、日本国憲法を「人類の悟りと知恵の極致」と感じたそうで、2005年に「映画 日本国憲法」を制作した。

 世界は、日本人がなぜ日本国憲法をもっと活用しないのか、と不思議がっている。

 ということで第2章は、憲法を活用するとはどういうことか、他の国ではどうやってるのかが書いてある。当然コスタリカの例が中心になる。

 第1章には日本国憲法が書かれたいきさつにも触れている。当時のマッカーサーはここまでのもの(9条)を期待していなかったが、幣原喜重郎首相が「軍備放棄」を憲法に織り込むことを提案した。

 また男女同権を規した憲法24条の創案者は当時22歳のアメリカ人女性ベアテ・シロタ・ゴードンさん(1923-2012)であり、そのいきさつも触れられているが、奇しくも今日の東京新聞にその娘のニコルさんの記事が載っていた。

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 日本人はもっと覚醒しなくてはいけない、ということがこの本もこの記事も言いたいことだろう。

 9条に自衛隊を正当化するような条文を付け加えるようなことをしてはいけない理由も、法理論的に書いてある。少なくとも安倍が政権の座にいる間は今の憲法を守り切ることをしなくては、日本の社会は今以上に落ち込み、またしてもアジアを不安にさせる元凶になってしまう。

合掌

 書類の整理をしていて、ペシャワール会の会報の束を破棄するか残すか見ていたら、表紙が変わったことに気づいた。甲斐大作氏が亡くなったことを少し前に知ったが、氏の絵が表紙だったのが写真になった。

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ペシャワール会会報

 右の139号までは、甲斐大作氏の絵だったのが次号は左のように写真だ。

もはや絵を描く人がいなので当然だが、氏もこよなくアフガニスタンをこよなく愛して、中村哲氏に寄り添っていたかどうかどうかは分からないが、毎号の表紙を微笑ましい鉛筆画で飾るくらいの近い関係だったことがしのばれる。

 改めて、異国の地に散った氏の冥福を祈ることとしたい。8月は先祖や、なくなったひとをしのぶ機会が多いような気がしないでもない。先日のお施餓鬼もそういう機会であった。

 とりあえず会報は自分が過去分を保存しなくとも、会の事務局には全号あるはずなので、最新を残して破棄することにしよう。会費を払い忘れないように。

 どうようにONELAVEプロジェクトの過去の会報も処分させてもらった。自分がいなくなった時に、残された者たちの手間を省くのが主たる目的の断捨離と考えれがおのずとそうなる。

 本は、誰かに読んでもらいたいと思っていたら、そういう本を持っているひとの本の交換会をやるというしゃれた知らせに接したので、参加しようと思う。

 もっきんバーという、西八王子にある古い小屋を利用したような、営業時間が限られたビール飲みやがある。色々な地ビールやときに地酒を仕入れてきて販売している。社会派のイベントを時折企画する。夜は一度だけしか行ったことが無いが、こういうしゃれた集まりにはいってみたくなる。

 故人をしのぶといえば、学生時代のサークルの先輩で長らくOB会長を務めていた方が亡くなった。Facebookでその第一報に接したが、OB会から改めてハガキ連絡で、その先輩の冥福を皆で祈ろうとあった。

 稲吟会という詩吟のサークルで、大学の学業というよりこの会をこよなく愛していたことは自分が現役のころから感じられた。当時はとんでもない大人に見えたが、まだ70歳代で亡くなった。恵比寿のレストランの次男坊だったため、店を継いだ兄の下働きをずっと続けていた。そういう人生もあるんだなあ。合掌