天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

市議会探検隊参加

 社会派もっきんバーさんから、市議会を傍聴する企画があったので行ってみた。昨日のことだった。

 市会議員さんは、先日の日中友好協会の年次総会に3人来ていて挨拶をしていた。そのうち一人は春の統一地方選挙では落選だったが、欠員が出て繰り上げ当選になった人だった。共産党立憲民主党、国民民主党から一人ずつ。

 昨日は今回期の初日ということで、開始前にミニコンサートがあった。

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 クラリネットと琴とピアノ(実際はキーボード)の演奏。我々二胡ユニットもこういうところで演奏してみたいカモ。

 ともあれ、市議会の傍聴は初めてのこと。普通は写真など禁止だろうな、と思っていたらそうは書いてない。傍聴席の手すりの前に禁止事項の張り紙があるが、白い紙が貼られているところに実は写真禁止とあった。議長の承認を得ればいいらしいが、そもそも市民に公開される市議会が撮影禁止としてあるのはどういうわけだろう。国会は中継までされるのに。ネットでは中継しているように書いてあった。

 ともあれ議事内容。その前に手続き的なことが行われた。

 まず最初に繰り上げ当選議員の議席の指定 この前日中の総会に来ていた人だ。先日のあいさつでは繰り上げが決まるまで、失職していたわけで悶々としていたと話していた。

 繰り上げになった理由は、改選後一人の議員が亡くなったからであり、その為議事の前に弔意が示された。弔意を述べたのは、亡くなった議員と同期当選という共産党の石井宏和議員。この人も日中の総会にはいつも来ている人だ。

 この春の地方選挙では、自分は弁護士の宇都宮健二氏推薦の人に投票したが、惜しいところで落選だった。今回繰り上げにも入ってない。そういう投票をしたということだったが、今回の市議会訪問でもらった資料を見ると、八王子が保守勢力が強いことがよく分かった。

 自民党15、公明党10、共産党4、市民クラブ3、立憲民主・市民の会3、諸派5という40名だ。これでは議決事項はみな、自民公明でおしまい。共産党が野党第1党ともいえるが、さして意味があるのだろうか。

 午前中だけ傍聴して帰った。午後までいたいような議事進行状況ではなかったことと、昼食を市役所の食堂でと思ったら食券を買うのに千円が無く、1万円札をどこも両替してくれない。市役所全体がお役所仕事で、困った人を助ける姿勢が無い。

 おまけに一般質問の最初の話題が「働きたくなる市役所づくり」だって。なんだこりゃ。八王子の喫緊の課題は市役所の職員の質が悪いってことか?

 こんな質問をしたやつを見ると、及川賢一といってネットで選挙運動をしたということで諸派になっている。若者、新人のよう。仕事として市会議員を選んだのか。ネット上にはいろいろ出しているようなので、ヒマだったら見てもいいがこのテーマで来るようじゃ期待できない。

 前に、社民党の議員ということでトップ当選をした佐藤あずさという議員がやめてしまった。なんか政治家にあこがれて、戦略がうまくいって当選したものの・・・という感じか。この会派の陣容では、ちゃんとした先輩がいなかったのかもしれない。

 若手が頑張るのはいいが、ファッションで議員になるのはやめてもらいたい。

 議事の進行全体が、出来レースのような感じで、次以降の質問は学校や保育の児童にかかわる問題が出ていたが、お役所側は模範解答を用意してあって言いっぱなし。

 共産党の石井宏和議員の質問が、例の表現の自由の問題とか興味深いテーマがあったが、午後までいなかったのでどのようなやり取りがあったのか分からない。

 それでも、来てみて初めて市議会のレベルが分かった。という点で収穫はあったといえるか。