天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

立候補者

 統一地方選挙が始まっている。わが八王子は来週の日曜日が投票日になっている。市議会議員選挙だ。
 ところで、新宿区も同じ日に区議会議員選挙があるが、ここに中国出身の李小牧という人が立候補している。
 この人は、歌舞伎町案内人という怪しげなタイトルで本を出して、その歌舞伎町の真ん中に湖南菜館という中華料理屋を出している。
★本のことを書いた日記
http://d.hatena.ne.jp/mm3493/20130406#1365262984
★初めて湖南菜館に行った時の日記
http://d.hatena.ne.jp/mm3493/20130306#1362581509
 その後facebookを見ていると、今年になって日本に帰化したと、嬉しそうに書いていた。日本人になることがそんなにうれしいのだろうか、という素朴な疑問がないでもなかった。しかし、facebookの彼の言葉は、なるほどそうかと思わせる。
 曰く「生まれてから54年、初めて選挙権と被選挙権を手に入れました!心からとっても、とっても嬉しいです!!」
https://www.facebook.com/leekomaki
 東洋経済のネット版にも「中国人の私が帰化して新宿区議選に出る理由 当選すれば、民主主義のない中国は大打撃」として取り上げられている。
http://toyokeizai.net/articles/-/66339
 確かに、日本の地方選挙にとっては物好きな外国人がいるものだ、くらいの感覚かもしれない。李小牧氏も好奇心がきっかけだと率直に話しているが、中国人にとって民主的に公正に行われる選挙というのは経験したことがないし、今のところそうなる予定もない。そういう社会に暮らしている人たちが、日本のことをよく知らずに反日教育を受けて、日本嫌いになっている。そういう人たちが、残念ながらまだ結構多い。それが、中国人が日本で民主的な選挙に出て、当選してしまったら大変なインパクトになるだろう。ひょっとすると日本を見直すきっかけになるかもしれない。李小牧氏もそのように話している。
 これって、なかなかユニークだが効果も期待できる、日中友好に向けた活動ではないだろうか。