この本はまたいつものように、東京新聞の本の欄にあった中で、タイトルにそそられて手にした。はっきり言って、内容は自分でもなんとなくそういう風に思うわ。と言ってた感じだが、88歳で本を書くっていう事実に励まされる。
何が書いてあるか、章のタイトルだけ並べるとこんな感じ。
1章 80歳、ここから先を輝かせる考え方
2章 80歳からのお金は脳トレにしてしまおう。
3章 シニアこそ、食べることで健康を手にしよう
4章 いつまでも美しく、ピンピンでいることの心得
5章 80歳からの付き合いは、付かず離れず
6章 限りある人生を凛として生きていく
まあ元気でいられれば、年齢に関係なく楽しく生きてゆこうやってところだが、元気の中身に脳の元気がある。まあ認知症になったら、元気もくそも無い。周りの人に迷惑をかけながら生きていてもしょうがないようなことになってしまう。ので、そこのところの予防も含めたことが中に書いてある。
それでゆくと、好きな趣味があるほうがいい。とうことでは、楽器の演奏が健康寿命によい、という中国の文章があったが、それはまさにそうで、自分のやってることは健康寿命にもいいのだ。と思うが、運動も大切。でこれが自分には不足している。
で、この人はまだ実業家として社長もしているというので、検索したらこんなホームページが出てきた。
その中にこの本のことも書かれていた。
この人は女性なので、女性の健康ということに紙面を割いているが、自分の会社に関連した商品を売っていたのが興ざめ。でもまあ、趣味と実益を兼ねるのはいい。お金が少しは無くちゃ、という考え方も分からないではない。一方でお金に頼る生き方を嫌う考え方もある。それには自給自足的なことができる環境に身を置かなくては。
などと考えていたら、家内の様子がおかしくて病院で糖尿病と診断された。今まで検査もしなかったので数値は相当悪いらしい。明日、別の先生が診断してくれる。まあ生活習慣病の典型みたいのだから、これを機に彼女も生活習慣を変えてもらわなくちゃ。