高齢者ボランティア
地元のデイサービスで、二胡を弾いたときに「ボランティア手帳ありますか?」と問われ、それは何だろうと調べたら八王子市が高齢者対象にボランティアのポイント制度をやっているのだった。
その説明会が昨日あり、参加して登録をしてきた。そしてボランティア手帳をもらった。
この手帳が発行される対象は、次の条件がある。
①65歳以上であること
②自身が介護や支援を受けていないこと
③民生委員をやっていないこと
だそうだが、該当するので、手帳をもらってみた。
ポイントの運用は、1回1時間のボランティアで、スタンプを1個もらう。長時間だと2個。年間10個以上になると、交付金または地元商店の買い物券と交換。毎年3月末に締めて認定するとのこと。ボランティアする先は、市に登録された施設に限られ、そこに市が作ったスタンプがあり、1回ごとに押してもらうそうだ。
これは、ボランティアの労働力を確保するという目的ではなく、65歳以上で健康な人が、家にこもっているよりも、外で何かしているほうが健康寿命が延びるというので、そちらを狙った制度らしい。
もう10年ほど運用していて、登録者数は3000人くらいになっているそう。昨年度の高齢、高得点は次の通り。
スタンプ最高 356個 78歳の女性
最高齢ボランティア者 男性 90歳でスタンプ42個
女性 88歳でスタンプ112個
スタンプをいっぱい集めて、交付金をいっぱいもらうのかと言うと、どんなに回数が多くても、スタンプ60個分が交付金やサービス券の対象ポイントだそうで、現金の場合は年間5000円がMAX。
ボランティアする内容は、楽器の演奏や歌指導などの他、話し相手になるとか、作業のお手伝いとか、できること何でもあり。関連説明会やイベント参加でもスタンプ対象。また、施設ではなく個人がこうしたボランティアを希望した場合でも、市を通して紹介されるとポイント対象となる。
自分の場合は、二胡弾きボランティアをする時、ついでに何かいいことがありそうなポイントをもらおうかという気持ちで登録したが、356個とかになると数集めが生きがいになっているみたい。
ところで、説明会に来た人同士で話をする時間があり、たまたまマンドリンを弾くという人がいた。すかさず自作の名刺を渡して、二胡と一緒にコラボしましょうと誘った。その人は、昔取った杵柄で何かできればというので、学生時代にやったらしい。となると、今風の曲ではないが腕は確かだろう。マンドリンなので、古賀メロディならとおっしゃっていた。まずはお手合わせの機会を作ろう。
と言う具合に、犬も歩けば何とかで、いろいろ顔出ししていると仲間を増やす機会に恵まれるものだ。