天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

夏の終わり、と杉並区長の本

 「夏の終わり」という曲を二胡で弾いてみた。先生のオリジナル曲で、今月末に教室の納涼会でみんなで弾くことになっている。練習、練習。

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 夏の終わりと言えば風情があるが、何にでも終わりがある。自民党政権もいよいよ、やっと終わりになるだろう。日本国民がよほどバカでなければ。

 自民党の終わりは、旧統一教会自民党議員の関係が次々表に出てきたことによる。選挙で自民党が勝つ背景にはこんな奴らと手を組んでいたことがあったのか。旧統一教会は、本来オウムの次に摘発されるべきところ、自民党が政治利用していたことからサツに待ったが入ったらしい。そのおかげで被害者が続々と増えた。自民党は、選挙協力期待でここと付き合ってきた。もともとは、アベの祖父の岸からの付き合いで、当初は「反共」を理由に組んでいたように言われているが、相手は「反日」の親玉みたいなのだった。

 韓国の本部ではアペの葬儀をしたらしい。彼らにしてみれば、大事な金ずるで日本におけるお守りみたいな存在だった。

 日本国民は、何も知らされないで来た。

 殺人は犯罪であるが、今回の安倍襲撃事件で、安倍が死んでなければマスコミもここまで旧統一教会自民党の関係をあばくことは無かっただろう。忖度する相手がいないのだから、売れる記事を書くのに躍起になる。

 民主党の古株の中にも旧統一教会と関係のあった議員が出てきた。情けない。

 

 日本の政治はもうダメかというと、希望の星はまだまだいる。山本太郎さんに立憲民主党小川淳也氏、そして今年、杉並区長になった岸本聡子さん。出版されてひと月の本、さっそく読んでみた。

 エッセイなので、折に触れて書き溜めたものをまとめた感じ。最後のエピローグでは、杉並区長として活動してゆく決意が表明されている。

 帯に、若手学者のホープ斎藤幸平氏が書いているように、オランダ、ベルギーで移民生活と子育てを経験した。西欧式というより本来の民主主義的行動をして来た人が、忖度やだんまり、親方日の丸主義の日本で、ガンガンやってほしい。この人が選挙で選ばれたってことは杉並区民やるじゃん。次は東京都知事選か。

 コモンについては、主に水道民営化を排除してきた経験が書かれている。電力だってコモンとすべきなのに、民間企業に任せて、適当な規制委員会を作って原発再稼働に加えて新規建設などと岸田が言ってるらしい。早く自民党を終わらせないと、日本は本当にダメな国に成り下がったままになってしまう。