成人式とコロナ対策
昨日は成人の日。昔は1月15日だった。休日と連休にしたのはどれくらい前だったろうか。正月明けの連休だが、今年はコロナのせいで成人式も中止や、オンライン開催などさえない感じ。集会の実施について、統一が取れていない。
それでも、これからの人生についての抱負を語る新成人を見るのはいいものだ。自分の成人式は、品川区の会館に学生寮から該当者がそろってでかけたことを記憶している。もう半世紀まえのことか。
あの頃は学生運動もまだまだ盛んだった。若者たちが世の中の不条理について声を上げていた。声を上げ続けている人たちがちゃんといる。
今日の東京新聞のコラム。とくに解説はいらない。書いてある通りの日本になっている。次の選挙で今の政権担当者がみな落選することを願うばかり。
今朝の森本毅郎氏のラジオでは、無策の政府に対してこんな意見が寄せられていた。
・アベノマスクに使った260億円でコロナ患者のベッドを増設したら130床も増やせたのに。今頃医療崩壊だと言ってる。
・中国のようにコロナ患者用の病院建設をして、医療従事者を集めることがなぜできないのか。
・東京オリンピック中止を宣言して、コロナ対策に専念しろ。
・オリンピック用の選手村をコロナ患者の収容場所として使うとよい。軽症者の隔離施設としては十分使える設備がある。
・コロナを封じ込めた台湾から対策を学べ。自分たちでできないなら、台湾から有識者を招いて策をたてろ。
みな尤もな意見。ちゃんと考える人は考えている。