原爆投下から74年
うかうかしているうちに、8月6日、9日と、広島長崎に原爆が落とされた日が過ぎようとしている。74年が経過。
日本は世界で唯一、原爆が投下された被爆国で、多くの犠牲者を出した。米国は原爆投下直後に、人体への影響を調べるための調査団を送り込んだ。調査だけで治療はしなかった。人体実験だったことが分かる。
そういうことを覆い隠して、あるいは目をつむって、米国に媚びを売って生き残った昭和天皇と一部のA級戦犯たち。それらが、いまだに日本の支配者然として偉そうにしているだけでなく、戦争を引き起こした日本政府が二度と同じ過ちを犯さないようにとの反省から制定された日本国憲法、これに従おうとせず、骨抜きにした政策を実施し、それを正当化するための憲法改定をしようとしている。
しかも、核兵器開発につながる原発を、人災であった事故後も尚辞めようとせず、事故の終息のめどが立っていないにも拘らず、コントロールされていると嘘をついて他国に売り込みをする。そういうものに日本の政治を任せてはならない、ということは普通に考えれば誰もがそう思うはずのところ、安倍を支持する又は容認する、或いは利用しようとする者たちがいる。
国家公務員は、優秀な人材の就職先としてはかつてに比べて人気が無くなっているらしい。そりゃあそうだろう。こんな政権に顎で使われるような仕事はしたくない、と正常な人間なら思う。そう思って官僚をやめた優秀かつまともな人たちもいる。
官僚組織だけでなく、マスコミも酷い。小泉進一郎が婚約をした?それがそんなに大事なニュースか?いい年して出来ちゃった婚を首相官邸前で記者会見?ただでさえ政治家として何の実績もなく、学歴詐称の世襲議員の出来ちゃった婚で騒ぐのはおかしくないか?偏差値40の関東学院大学から、コロンビア大学に入れる訳がない、と米国在住の人が言ってる。
ま、自覚のないバカに「バカ!」と言っているだけではどうにもならない。まともな政治家やジャーナリストもいるってことがよく分かっている。そういう人たちの活動を支援するのが心あるロートルの役割ではないか。
それにつけても、子供たちがどういう大人に育ってゆくのか。これは地球の未来を決める大切な問題だ。その教育費が削られてることも腹立たしい。早く政権交代を実現する動きをしないと。それも自民党に揶揄されるような中途半端な野党はダメ。新しい風をさわやかに沢山、おおきく吹かせなくっちゃ。
ちゃんとした若い世代が育つように。世界の若者をウォッチ!