天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

閣議決定

憲法の改定など無用であるのに、簡単に変えられないとわかると閣議決定で解釈を勝手に変えては法律レベルで戦争をする国に向かわせている。森村誠一氏の本を片手に、もっと憲法改定無用論を盛り上げて、ナンセンスな改正案を取り下げさせなくては、と思っている矢先にこれだ。
「三代目にはクズが出る」という言葉が「日本の格言」としてあるが、「日本の首相」はこれを地で行く。大したもんだ。
確か、安倍のじいさんは岸総理だった。爺さんの跡継ぎを自認しているタコは間違いなくクズだろう。岸さんのころの自民党と今の自民党とは違う。党だけではない、社会環境が違う。
世の中をリードすべき政治家は、社会の変化と、変化した結果の実情を正確に、客観的に観察して、時代に適合した施策を行うべき存在だ。であるのに、昔の爺さんの七光りで政治家を世襲して、軍事産業の手先のようなことをしてみたり、アメリカのご機嫌をうかがうような行動をするのは、まともな政治家のすることではない。
私たちは、冷静に、慌てず声を上げてゆこう。そうした民の声をくみ取って政治を行うのが民主主義だろう。
外国の人たちも認める日本国憲法第9条。スペインのグラン・カナリア島のテルデ市には、日本の憲法9条を刻んだ碑のある公園があるとか。世界の人々は、この9条の言葉の持つ意味を正しく理解して評価している。
米国からのおしつけだから変えよう、と論じる浅はかな人がいる。これは、米国からの押し付けではなく、当時の国際世論を反映した憲法なのだ。敗戦直後の日本は、侵略行為の舌の根も乾かないうちには、正しく時代を反映した言葉を連ねることができなかった。米国側の担当者は、世界平和のために当時で考えられる最善の言葉を選んだはずだ。それを日本は国会で承認している。
憲法第9条を世界遺産にという声もある。いっそのこと、この日本国憲法第9条にノーベル平和賞でもくれないかな。