天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

朝の原稿

 ドイツに住むT.K.さんは、朝に原稿を書くことを勧めている。彼はジャーナリスト出身で、ドイツの保険業界に身を置いたことから自分とも知り合いになった。今は、また自由なジャーナリスト的生活を送っているみたい。確か日本がいやになって向こうに行ったのではなたったかしら。NHKがいやになってだったと思うが、そこまでは本人は言わない。
 ともあれ、朝にものを書くのがいいというお勧めに従い、早速朝ブログを書いてみる。何がいいかというと、(1)頭が比較的クリア、(2)他に気が散らないで集中しやすい、(3)その日の仕事をやり終えた感じで一日ゆっくりできる、などかな。
 自分のブログは仕事ではないにしろ、こんなこと書いておこうと思ったことが、日課にしておかないとダラダラと先送りになって、お蔵入りする。特に最近こういうのが多い。
 で、今朝は・・・。本の感想。

 断捨離で本を処分するときに、まだ読んでないものは取っておいた。その中の1冊。推理小説好きの家内が昔古本屋で買ったものらしい。宮部みゆき氏の「理由」。この売れっ子作家の本は、はじめて読んだ。この作品は賞を取ったデビュー作のようなものらしい。競売にかかった高層マンションで起きた殺人事件。四人も死んでいるのに、生きている関連者は誰も悪くないよう。競売に関わる問題点や注意点がよくわかった。自分には関係のない世界だった。
 感想としては、普通に生きてる庶民が、善意で起こす行動が、その行動の結果次の予期しない展開に繋がったりして、時に事件になってしまう。そういうことってあるんだ。世の中の犯罪の中の何割かは、往々にしてそういう類のものがあるだろう。てなところか。