天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

米朝首脳会談

 色々あったが、現在シンガポール米朝首脳会談が行われている。

 テレビでは、色々な憶測を含めた解説が行われているが、憶測は不要だな。全て結果ありき。
 ただ、ここにきてこういう会談が持たれたことは、世界の平和にとってプラスに動いていることは間違いない。まずは喜ばしいことと評価すべきだ。
 お互いの国の争点というか、主な論点は次のことだろう。
1.朝鮮半島非核化
2.北側の体制保障
3.朝鮮戦争終結宣言
 1点目の問題は、どういう手順で行い検証をどうするかが問題になるが、時間をかけても前に進めばいい。それにより、経済制裁が緩和されることが北側の目指すところ。これは北だけの利益ではないと思う。
 2点目と3点目は、戦争状態が無いものになるのは喜ばしいが、北朝鮮の体制保障がされるというこは、当面朝鮮半島は二つの国になった状態が続くということだろう。しかしこれは歴史的な経緯で現在の体制ができているわけで、祖国が二分化された経過の中では日本も加担していることは忘れてはいけないだろう。
 拉致問題の被害者の方々には本当に気の毒なことだが、日本は拉致被害者を返せというだけでなく、なぜ北朝鮮が日本人拉致ということをしたのかという原因について分析や検証ができているだろうか。
 犯罪に対応することは、必要なことだが、なぜその犯罪が起きたのか、ということを検証しないと、再発防止策などできない。
 日本の国内で、発生する不条理な事件が発生する。その背景に格差の拡大がある。格差の原因も色々ある。
 いずれにしろ、今日はこの会談が、少なくとも決裂しないように経緯を見守りたい。