天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

自動運転車

 車も短い時間にずいぶん進化したものだ。私が大学生のころに運転免許を取って、初めて運転したのがスバル360の後継車のスバルR2というやつだった。
 それから就職をして子供ができたときに初めて買った新車がカローラ。以来、車が生活に欠かせないものとなっている。都心に住んでいないせいもある。
 今乗っているのはマツダのクリーンディーゼルで、燃費がいいので維持費が助かっている。バックを見るのも手前のカーナビに写るモニターで見られるので、駐車の時も窓を開けないで入れられる。何といってもカーナビは車の使い方を変えたと思う。地図がなくても日本中どこでも行けるようになった。
 昔は、ドライブに行くとなると行先の地方の地図を手に入れるところから始まった。車の中に地図帳は必携だった。それがない。
 高速道路のETCカードも便利。
 などなど車の進化したした点を挙げればきりがないが、最近は自動運転の研究が進んでいる。これが実用化すると、運転しないでも車に乗れるので、自動車保険も不要になるかと思ったらそうでもない。
 ドイツでは、自動運転車のドライバーの責任というのが研究されているとか。自動運転車にドライバーは必要かというと、次のような場合には運転が必要。
・自動運転装置の故障で、運転する場合。
・自動にしておくと、例えば速度が出すぎて道路の法定速度違反になるので、運転者が制限する。
・車が自動化の限度を超えた判断が必要で、人の操作を要求する。
 こういう時には、運転者が車の捜査をする必要があるが、その必要なシグナルを見逃して操作しなかった為に事故を起こしたときは、装置の責任ではなく運転者の責任ということになる。とすれば、結局、自動運転車ができても、正常に運転のできるドライバーが必要ということになる。安全な環境の時に手足が解放されるというだけだ。今のオートクルーズがすでに自動運転の範囲の半分は実現しているようなものか。
 高齢者になっても、自動運転車を買えばいつまでも車に乗れると思ったら大間違い。運転者のお仕事(責任)というものはなくならないということか。