天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

先輩の話

 新宿歌舞伎町のド真ん中のベトナム料理屋さんで、知人の先輩という人を紹介されて話を伺った。中国好きの先輩ということで私に紹介してくれたらしい。
 その方は、会社生活を終えてから13年も中国で暮らしている。場所は大連だそうだ。その間、ガンも発症して、日本ではなく北京で手術をした由。医療費はどうなっているのだろう。ずっと留学生の身分で滞在していたので、海外旅行保険で支払いができたのだと思う。
 70を過ぎて、まだ留学生を続けている。そんなことができるのか。習近平氏の代になってから結構規制が厳しくなって、そろそろむつかしいらしい。
 さて私はどうしよう。日本にいてもやることはたくさん出てきたが、一度目指した中国に、チャンスがあったら行ってみよう。今日の話では、中国ビジネスは儲かるやつはいないということだった。
 確かに、友人でラーメン屋をやって儲かっている人はいるが、その金を日本に持ち帰っているわけではない。中国で再投資する資金は増えているだろう。それでいいのではないか。
 中国だって、みすみす中国の富を海外には出さないだろう。しかし、中国人の富裕層は海外に資産を買ったり、カナダとかに移り住んだり。中国から外へ出て暮らすのは、昔から華僑として一つの国民性にもなっている。
 中国から日本に来て学校も出て仕事をしている人は、何人かわからない状態になっているが、別に自分は地球人だと割り切ってしまえば何でもない。世界にいろいろな文化を持った国々があるので、自分に合ったところに行って暮せばいいのではないか。その点、黄色人種に偏見をもつところよりも、日本の文化のルーツである中国のほうが親しみやすい。
 ただ問題は、中国の反日感情だ。しかしこれは歴史的に中国人がそういう感情を持ちやすい戦争犯罪を犯した過去があるので、仕方がない。地道に分かり合える関係を作ってゆくしかない。そういう世界で活動できれば、余生も少しは意味があるかもしれない。