天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

便利な世の中

 今日は、孫の運動会で本牧小学校まで行った。といってもまだ保育園の運動会で、この小学校の体育館を借りてやっっている。去年初めて行ったのだった。行先は車のカーナビに「本牧小学校」と入れるだけで道案内をしてくれる。初めて車を買って乗ったころは、行先を地図で調べて、地図を見ながら町を確認しながら運転したものだった。




 運動会では写真を撮るのが定番だが、写真もフィルムを入れなくてよいデジタルカメラが今はあたりまえ。撮った写真は印刷もしないで、データでパソコン画面で見る。
 このパソコンも進化した。基本的な性能がアップしたのはもちろん、買ってから使うまでの設定がほとんどいらなくなった。先日断捨離したボロパソコンの代わりをと、今度はスマホと同じアップルのパソコンにした。電源を入れて、家庭用の無線LANのパスワードを入れて、スマホと同じIDを入れたら終わり。スケジュールや連絡先まで、携帯と共有している。
 我々の世代は、こういうことを便利に感じるが、こういう環境で育った若者は何とも思わずに、有難味を感じないでゲームのように使うのだろうか。大変な仕組みになっているその中身を気にもしない。世の中どこまで便利になるのだろうか。
 自分の生活に関する限り、もうこれ以上は結構です。一つあるとすれば、長距離通勤者が多いので、この通勤というものが無くて仕事場なり学校なりに行けるともっと楽になる。実はネットでそのことも対策されてきている。ただ、これは人と人との触れ合いが無くなるような環境は却ってよくないと思う。
 しかし世界にはこんな便利な生活どころか、毎日ゴミの山を歩き回らなければ生きてゆけない子供たちもいる。こんな不公平がいつまでも続いていいとは思えない。
 孫の琳ちゃんは、大勢集まる運動会でずいぶん緊張していたらしく、終わったときにはダダっ子になっていた。いろいろ経験していい大人になってほしい。