天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

駒木野庭園

 連休最終日の昨日は、かねて見に行きたかった駒木野庭園に行ってみた。高尾駅京王線高尾山口駅の中間あたりにある。




 ここに行ってみた訳は、この場所で八王子の中国茶のお店が秋にお茶会を開くそうだが、そこで私に二胡を弾いてみないかというオファーがあったのだった。昨年10月にその話を聞いてから、一度現場を見てみたかった。
 行ってみて感じたのは、ちょうど目白の目白公園のようだった。庭の広さと和風の建物があるところまで同じ。昨年秋に二胡の先生の沈琳さんが琴の吉永真奈さんとこの目白庭園で演奏をしている。今度は弟子の私がこちらの駒木野庭園で演奏するというわけ。
 とりえず場所が分かったので、次はどのような形で演奏するかを相談しなくては。
 ここで演奏するときは、今年の春節の会でご一緒いただいた八王子の二胡友達もまた一緒にとお願いしてある。メインがお茶なので、その添え物的にやるだけなので多少気楽な感じもする。しかし一昨日の小林寛明さんの二胡演奏は、バラを愛でるのがメインでそのアトラクションとして呼ばれていた。アトラクション的にステージを分けてやるか、単にバックミュージックとして弾きまくるか、そのあたりを決めないとこういう由緒正しい場所でやるからには、それなりのプログラムを用意して臨みたい。
 11月には池袋で文化講座の依頼もあるし、今年はまだサラリーマンをやっているのに忙しいぞ。そろそろ持ち運べる簡易音響設備を検討しなくては。
 ところで、この駒木野庭園というのは昔のお医者さんの家と庭だったということだ。対象から昭和初期の建物らしい。昔のお医者さんはお金持ちだったのだ。今はこの庭の隣に駒木野病院になっているが、持ち主が庭と建物維持のために平成21年に市に寄贈し、24年から一般開放されているとのこと。
 先日の横浜のブラフ18番館も、昔の建物が市の管理になっている。昔のものを維持するのは、よほどお金がないことにはもう個人で維持することがむつかしい時代になっているということか。いわば文化遺産のようなものが一般に開放されるのはむしろいいことではないか。みんなで大切にしたいものだ。