天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

新年度になった。

 新しい年度が始まった。年度という時間の区切りを意識するのはこれが最後になると思う。会社員生活最後の年になるはず。この1年は出勤する毎日の1日1日が二度ない日だということを例年になく感じながら過ごすことになるだろう。
 会社生活が終わってい行く一方で、会社以外の生活、例えば今日は二胡教室に行ってきたが、こういう時間はさらに充実させることができる。今日は新しい二胡を持ち帰った。二胡教室は年度はあまり意味がないが、新年度開始に伴い二胡が二個になった。ここに投資したということは、今後の生活でこれを継続するという決意のようなものだ。

 この選択はあながち間違ってはいないと思う。今日たまたまFacebookを見ていて、スティーブ・ジョブズの最後の言葉というのを見た。写真もそこにあったものだ。こんなに弱ってしまって、何を言っているかというと・・・
「いま思えば仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。・・・人生の終わりには、お金や富など、私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。・・・迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味をなさなくなっている。・・・人生において十分やってゆけるだけの富を積み上げた後は、富とは関係のないほかのことを追い求めたほうが良い。もっと大切な何かほかのこと。それは、人間関係や、芸術や、または若いころからの夢かもしれない。終わりを知らない富の追及は、人を歪ませてしまう。私のようにね。
◆神は、誰もの心の中に、富みによってもたらされた幻想ではなく、愛を感じさせるための「感覚」というものを与えてくださった。私が勝ち得た富は、私が死ぬ時に一緒に持っていけるものではない。
◆私があの世に持っていける物は、愛情にあふれた(ポジティブな)思い出だけだ。これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。・・・
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートーナーのためにあなたの友人のために。
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。
スティーブ・ジョブス 1955年2月24日 - 2011年10月5日」
だって。彼のように成功した人はわずかしかいないが、要するにその成功と思っていたものは、たいして意味のないものだったということに死が迫って気づいたと言っている。
 富も名声もない自分は、今更そういうものを求めなくても、食べてゆけそうなので、二胡の音色に心を震わせて友達を大切にして。だから二胡の友達は最高だな。