天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

「迷い」と「決断」

 久しぶりに炭酸泉に行った。昨日のレッスンまで、二胡関係で色々あり、温泉を忘れていた。しかし、6月となり、また検査の日が近づいている。となってから自称「治療」の炭酸泉と岩盤浴に行かなくちゃ。数値よくする努力をしておかなくちゃ。と試験前の学生みたいな行動をしたわけだ。これこそ一夜漬けは効き目が無い。

 久々なので、岩盤浴はやめておいた。長時間体を温めると結構疲れるのだ。疲れてしまっては、それで一日が終わる。

 そこで早々に帰宅して、二胡の弦を替えた。中国で自分で選んで買い求めた紫檀制のものだが、最近音がかすれて浮くような気がしていた。前回いつ替えたか忘れたが、気分転換にもなるし、紫檀用の弦をまとめ買いしてあったので、やってみた。

 結果オーライ、ナイスな仕上がり。ついでに千斤も変えて、調整金具を外して千斤方式のプロっぽいものにしてみた。白糸のやつだ。駒も白木のものに交換。

 二胡弦をどうするか色々迷ったが、決断してよかった。迷ったときは、とにかくアクションを起こすことだ。

 たかが二胡のこと、と言っても二胡引きにとっては二胡のメンテナンスやパーツ選びは重大な問題だ。構造がシンプルなだけに、一つ一つの部品が微妙に音色に影響する。その微妙さが分かるようになってきたのかな。

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交換した部分のアップ

 ブログを書いているうちに、「迷い」と「決断」というお題が出てきたので、今日の出来事を「迷い」と「決断」という視点で見てみると、人の行動はまさに「迷い」と「決断」の連続。そういうことの連続で毎日の生活が正常に流れてゆく。

 迷ってばかりいて、決断をしないと次の行動が起きない。行動しないでじっとしている状態が「引きこもり」ではないか。

 最近、引きこもり者がとんでもない事件を起こした。そして引きこもり者の息子を持つ親が、社会に迷惑をかけるといけないとうので殺してしまった。というすごい事件まで起きた。この父親の「決断」はすごい。親族殺人ではあるが、引きこもり息子を放置して、社会に迷惑をかけるくらいなら、そうなる前に自分の手で葬った方がよいという決断だ。わかるような気がしないでもないが、選択肢はほかにもあったのではないかとも思う。

 ともあれ、長期間の「迷い」はよくない。さっさと「決断」して行動し、失敗したらまた次にどうするか決めて行動する。よく考えないで決めるのは「短気」と言うんじゃないの、と声がするが、早く決めることは考えないことではない。問題が生じたときから人は、意識しているか否かにかかわらず考えているのだ。寝ていても潜在意識の中で考えている。一晩寝て起きたら決心がつくということもある。早いのは時間の節約であり、人生を有意義に過ごす一助になるはず。

 とりあえず今日は、温泉を早々に切り上げて二胡いじりをしてよかった。