天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

友あり

友有り遠方より来る、また楽しからずや。今月はたくさんの友人と会う。今月最初に会ったのが、遠方より帰国した友人。中国でラーメン屋さんを開業して早1年以上経過している。開業した南昌の新開発区が徐々に発展するにつれて商売も軌道に乗っているらしい。従業員事情が日本のようにはいかないのが苦労の種らしいが、そういうことも楽しんでやっているはず。貸してあった中村天風さんの本を持ってきてくれた。貸してあったことをすっかり忘れていたが、天風さんのことを思い出させてくれた。それで、また「運命を拓く」という本を楽しみながら読み始めた。やはりいい。もともとこの友人から天風さんのことを教えてもらった。持つべきものは友。
そして今週は大学時代の同級生二人に会った。こちらは三か月に一度の定例会になった。ここのところ新宿の某社のクラブで会っているので、次回は母校付近で会おうじゃないかということになった。二人のうち一人は、完全リタイアをした暮らしを始めて1年。いろいろ参考になる情報を話してくれる。今のところ自分も現在の務めを、お約束の定年まで勤務したらリタイヤの予定。その後は、二胡日中友好を中心とした活動に移行するつもり。
来週が忙しい。三組の友人たちに会う。まず同業他社の友人三名。昔の海外研修生仲間だ。あの頃はいい時代だった。そのうち一人はやはりリタイヤ組。こちらの会合は、小さなお店でライブ演奏を聴きながら食事。前回は目の前で琴の演奏を聴いた。琴の認識を新たにした機会だった。私の二胡の先生は、時々琴とも共演するので興味深く聞いた挙句CDを買ったのだった。
楽器のライブ演奏はいい。将来、演奏する側に回ることができるだろうか。今回は、フルート、アルパ、パーカッションのトリオだという。アルパって何かと思ったら、ハープの別名だった。これは楽しみ。楽器がでかい。あの店でどうやるのって思うが行って見るしかない。二胡はハープにだって合うだろう。こういうのを聞くのが趣味の友人には、二胡の先生のコンサートにも来てもらいたいと思う。
そして次にまた大学時代のサークルの友人三人に会う。こちらも年に何回かというパターン。お互いの生存を確認しあう感じ。皆がリタイアしたら一緒に旅行がてら地方にいる仲間に会いにゆきたいと思っている。その昔、中国の文人というものは友を訪ねることをしていたらしい。
さて、最後に楽しみな再会はなんといっても中国関係。上海出身の友人二人を含め、かつて一緒に中国で仕事をした仲間。本来、ラーメン屋さんとも一緒にと思っていたが、スケジュールが合わず。せっかく会う気になったので、この機を逃さず再会。しかも上海の友人がやっているという上海料理屋さんで。これはもう間違いない。最近食べる量が減ってるが、この日ばかりは食べようっと。それに、中国出身で日本で頑張っている友人に会うのはうれしい。や、「中国出身で日本で頑張っている」という定義にあたる人はたくさんいる。まず二胡の先生がそうだろう。二胡の先生に習う時間が楽しいのは間違いないが、ほかにもこの間の講演会の徐先生や莫邦富さんもそうだ。ほんとに皆頑張っているな。
とにかくそうして忙しくしているうちに、私は一つ年をとる。来週が生誕64周年記念。この64という数字は特段の思いがあるが、それはまた。