今日は夏ゴルフを楽しむ予定で、いつも出かける時間に車で出た。高尾山口の高速道路の入り口が出来てからは、何も考えずにそこから高速道路に入る。高尾山の下にトンネルを掘るのは自然破壊だと反対運動もあったが、出来てしまうと利用する側には便利なものだ。
ところが今日は、そのトンネルに入ったところで車が詰まっていた。昨日、乗り合いで出かけた時の車は、この入口に入らずに相模湖まで行った。どうしてここに入らないのか、道路料金を節約したのかと思っていたが、この渋滞を見て、そうかこれを避けたのかということが分かった。
以前はここを通る車は、高尾山口から入るだけだったが、今は横浜方面からも関越道や中央道に抜けることができるので、車が増えたのだった。どの程度増えたのか考えもしないで高速道路の入り口を入ったのが間違いだったか。と思ったが後の祭り。
高尾山の下に１時間もいる羽目になったが、これは事故渋滞だった。事故はまったく迷惑な話だ。昨日の帰りも事故渋滞で帰りが遅くなってえらい目にあったが、今日は行きだ。とりあえずゴルフ場には遅れると連絡しようと思ったが、携帯電話が見当たらない。携帯不携帯か。仕方が無いのでパーキングに到着したらそこから公衆電話をしようと決めて、諦めた。
そもそもこの暑いのに続けてゴルフに行こうとするので、神様がやめさせて反省の時間を与えてあくれたのに違いない。おまけに携帯不携帯、と思っていると聞き覚えのある着信音が聞こえた、ような気がした。バッグの奥にあったのか、と思って探しても無い。気のせいかと思っていると、また鳴っている。車の椅子の下に落としていたのだった。
電話は、ゴルフ場が心配して何度も電話をくれたのだった。やっとのことで、電話できる体制でかけ直したものの、大幅に遅刻することは明らか。コンペ参加をキャンセルさせてもらって今日はやめておくことにした。
外は大変な暑さで、賢明な熱中症回避策だと強がり気分。それにしても高速道路の事故は迷惑以外の何物でもない。今日は事故現場を確認できなかったが、新しくできる道路も進入路や合流地点でけっこう危険な場所がある。中央道では、トンネルの天井が落下した事故はまだつい最近のことだ。安全に関しては手抜きはやめて欲しい。新しい道路は、使用の許可を出した当局の責任は重いはずだ。事故だけが問題にされて、事故を回避する策が不足していてもあまり問題にされない。事故の予防にももう少し知恵を使うべきだろう。日本は、そういう安全な国になったはずではないの？
今お隣の国、中国で起きている食肉問題があるが、古くなったものをラベルを張り替えて使うなどということは、つい最近日本のお菓子屋もやっていたな。
「目くそ、鼻くそを笑う」などという下品な言葉があるが、日本は目くそみたい。
今日はおかげで涼しいところで二胡の練習ができた。
