天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

リコーダーコンサート

 二胡を習っている孔子学院から、リコーダーのコンサートの案内が来ていたので行って見た。
 リコーダーというのは、小学生が音楽の時間に習うヤツだ。我々の頃はスペリオパイプと呼んでいた。木管楽器だ。

 演目は、中世の音楽からバロックルネサンス期のもの。そこに混じって中国の民謡が二つ。ウイグル民謡「娃哈哈」(ワハハ)と、「草原情歌」。どちらも二胡で弾ける。今日は孔子学院10周年記念小音楽会という名目なので、日ごろ演奏しない中国曲を急きょ取り入れたとのこと。私にはこの演奏がいちばんよかった。
 今日の演奏は、昨年まで工学院大学のオープンカレッジとしてリコーダーの指導をされていた太田光子さんが中心のカルテットだった。リコーダーにも種類があって、音の高い順にソプラノ、アルト、テナー、バスという種類がある。アルトには二種類あるらしい。こういうのが合同で演奏するのをコンソートと言うとか。
 フルートの演奏を聞いたときと雰囲気は似ていた。しかしこちらは木管楽器なので、音色が柔らかい感じがして、なかなかよかった。横笛と違って、音を出すのに息がまっすぐ抜けるので肺活量が多くないと大変ではないかと心配していた。息を吸う時の音がしていた。
 4人の構成は、太田さんの他にもう一人女性と、若い男性が二人だった。こういう楽器を専門にやるというのはどういう人なのだろうと、そちらが少し気になった。はっきり言って稼げる楽器ではないし、よほどゆとりのある家の人なのか、と余分な事を考えていた。
 週末は、いつもは疲れた体で中国語教師教室に通って、喘息の咳を我慢しているのだが、今日はこちらへ来て、ゆったりとした時間を過ごさせてもらった。