天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

滋賀県知事選挙

 滋賀県の知事選挙で、原発再稼働反対、集団的自衛権行使反対、を掲げた候補者が当選した。我々から見ると、しごく当たり前のことに思える。滋賀県有権者の人達は良識ある人なのだ。と単純に思っていたら、実は色々と駆け引きが裏にはあったらしい。
 駆け引きと言っても、公明党投票率が悪かったということらしい。集団的自衛権の問題に関しては、公明党が懸念を示しながらも反対しなかったことに苛立たしい思いがした。実際、公明党の内部ではこの方針に不賛成の人が多かったのではないだろうか。でもって、この選挙に関しては、投票に行かないということで、党なのか党員なのかわからないが意思表示があったのだろう。
 当選した三日月大造という人は民主党議員を務めたひとらしい。今回は無所属で立候補している。良識が通じる世の中であることが確認できてうれしい。氏は「中央の暴走を県政に持ち込ませない」と訴えたらしいが、中央の暴走にブレーキをかける効果も期待したい。
 このあと、福島県沖縄県と知事選挙が予定されている。良識ある選挙が期待できるだろうか。基地にしろ、原発にしろ、地元に住む人たちにとっては迷惑以外の何物でもない。そのことを素直に表現すれば、結果は自ずと決まってくるだろう。