天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

防災訓練

 日曜日の今日、住宅管理組合の防災訓練があった。自主防災隊に参加している自分はゆかねばならぬ。高齢化した住宅のこういった組織も自ずと高齢化している。初期消火斑に属している自分は、今日の役割は団地の中を時間になったら、スピーカーを持って訓練参加を呼び掛ける。





 これでどれだけ効果があるかは分からないが、前もっておしらせも配っていた。そういった努力のおかげか意外にも、関係者だけでなく一般参加があったし、子供連れの家族がいて主催者側としては嬉しい。
 大したことは出来ないが、市役所や消防も来てちょっとした防災知識が身に着くし、消火器を使う練習もできた。地味ではあるが、こういうことがいざという時の災害を少しでも少なくするのだろう。そう思うと、地味でも活動は続けなくては。
 消防署の人の話によると、東京都には18000人の消防隊員がいるが、これだけでは大きな災害時には十分な数とは言えない。なので、自ら身を守ることを心がけて欲しいとのこと。自助というやつで、災害時も自助努力が必要というわけだ。それはそうだろう、ほかならぬ自分のことだから。というだけではなく、自分がケガをしたり被災すればそれを助けるためにどれだけの人の助けが必要になるかということだ。災害時に人に余分な迷惑をかけないようにすることも大切というわけ。
 そして自分の身の安全が確保されたら、隣で困っている人を助ける。お互いに助け合う。これを「共助」と呼んでいて、自助、共助が大切。と防災関係の人は言っている。実際そのとおりだ。
 こういうことって、災害のときに限らず、人として生きる基本姿勢であるべきではないのか。しかしながら、大抵の人は「自助」の段階で欲に目がくらんで他人のことを思う気持ちが乏しくなってしまっていやしないか?ほどほどのところで自分はよしとして、災害や戦争や事故や、生まれおちた不運な境遇にある人達のことを慮ってみないと。