天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国本

 5年以上行ってなかった横浜の事務所に仕事で出かける。昼休みには久々の中華料理店で食事をし、本屋を覗いてみると、中国関連の本がズラリと並んでいる。さすが横浜、中華街のある街だからか、と思ったが海を渡ってくるのは中国ばかりではない。が、やはり中国関連の本が多いというのはうなずける。
 で、中国のことをどのように描いている本が多いかと言うと、中国はもう終わっている、だとかもう限界だとか、日本と中国が再度入れ替わるだとか中国を否定的に見るものが目立つ。本を売るための題材だと思えばつまらないことだと感じる。
 しかしそれほど今の中国を否定的に見る見方が主流になっているのか。中国の政策として内需拡大であるとか、内陸の発展のためにさびれた地域に高層住宅街を建設したりしているらしい。「中国のゴーストタウン」という言葉で検索をかけると色々な記事や写真が出てくる。
 これはいかんぜよ。こんな状況を目の当たりに見ると、ちょっとこれは無理があるのではないかと思わざるを得ない。自分の知る中国の個々人はいい人が多いのに。全体の枠組みとしてはあまりいい動向にないのかもしれない。
 しかし、過去に多くの中国本が予測したようには中国はなっていない。共産党の独裁という問題があり、民主化の進まないこと、人権問題、格差の拡大などなどの問題があるものの徐々には良くなっていると思いたいところだ。
 それにつけても今年も中国から目を離せない。