天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国茶

 中国好きをもって任じている自分は、中国のお茶にもうるさいか、というとそれほどでもない。ただ好きで楽しんでいる。長年、といってもここ10年ほどだが色々と買いもとめて飲んでいると、数ある種類の味や香りの良さが少しずつは分かってきた感じ。
 中国茶にはハマる人がけっこう多い。私の知る人で中国茶の評茶員という中国国家資格を取った人が二人いる。二人とも女性だ。そのうち一人は日本人初の資格取得者ということだった。そしてお茶の教室を開き、毎年台湾や中国に茶摘みに出かける。出来た茶葉を買うのではなく茶畑にお茶の葉を調達に行く。
 普通の観光旅行では考えられない山奥の茶畑に出かけるらしい。夜は通りに電気が一つもない田舎まで。何が彼女をそこまでさせるのだろうか。中国茶の最高のものを極めたいと話していた。その彼女から、自ら作った茶葉を頂いた。
 緑楊春と書いてある。自分で名づけたものだろうか。ロンジン茶の高級な味わいがした。これはもう値段などは付けられない。こういう具合に何かに熱中できるというのはとても幸せな事だろう。
 思いたって、予定の無い休日。外は暑い。二胡を取り出して練習した。二胡奏者の賈鵬芳(ジャーパンファン)の本を見ながら、極めるまでの練習は大したものだと感じる。そこに、演奏の技を究めるのは全て音楽の為にやることだ、ということが書いてあった。楽器の演奏だから、音楽が好きでなければ練習も辛いばかりになってしまって長続きはしない。ワシはまだまだ続けるぞ。
 それにしてもこの中国茶、本場中国ではどれくらいの人達が本物を追及しているのだろうか。