このブログに紹介されていた本。
癌と戦いつつ、最後まで明るく生き抜いた娘さんを偲んで書かれた本。涙なくしては読めない、というところだが何故か涙はふさわしくないように思えた。
「あなたにあえてよかった」と語っているお母さんには、「よかったね」と言ってあげなくては。本当は辛いのだけど、それを言っちゃあおしめーよ。ただの慰めは要らない。
読んでいて付箋を貼った箇所に書かれていたこと。即ち、共感したこと、気になったこと。
・養生塾というのがあることを知った。ここでも気功を取り入れているらしい。人間の体の持つ自然治癒力を高めるには気功、即ちそういった呼吸法も効果があるということ。
・セロアさんというお坊さんがいること。「他人に良い人に見られようなど思わず、自分自身に正直に、自分自身がハッピーだと思うことだけをしなさい。一日一日を充実させ、幸せを感じながら生きることが大切で、人生はそういう一日一日の積み重ねでしかないので、あまり先のことを悩む必要はないよ」と、郁代さんに語った。
・「生き方のコツ・死に方の選択」鎌田實・高橋卓志著
・「魂の伴侶」これは、ブライアン・Ｌ・ワイス氏の著作と思われる。
心が洗われました。今をせいいっぱい生きればいいのだ、とあらためて感じさせてもらいました。
