天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

 グッドタイミングな本たち

 この前、父の日にDADDYというタイトルの本を読み終わったと思ったら、次に買い置きのダニエルの本は Happy Birthday だった。それがどうしたというと、来週は私の誕生日。Happyかどうかわからないが、Birthdayであることは間違いない。特に意識して本のタイトルを選んで買ったわけではないが、Good Timing な感じ。
 DADDYの方は、この前書いたように父親の責任を果たそうとする男たちの話で、ふと自らの場合を省みる機会を与えられた。次のHappy Birthdayの方は、3人の別の人達が偶然同じ日に人生の転機を迎えるという話らしい。その日がBirthday なのか。では、来週の自分のBirthdayに、何か起きるだろうか。
 本の後ろには "say goodbye to the past, and make a wish for the future." などと書いてある。この歳で、そういったワクワクするような出来事はなかなかあるものじゃない。ささやかなchangeかもしれない。あるいは no change であることが Happyなのかもしれない。還暦を過ぎた後の誕生日は、数字が加算されることが幸福なのか。
 昨日偶然テレビで見た山谷の本田医師。この人は66歳。30年山谷で満足に医療を受けられない人達のために働いておられる。この先もまだ続けられることと思う。アフガニスタンの中村医師のように、本田医師はチュニジアで医療活動をした経験をお持ちだ。そして日本にも同じような境遇にいる人達のいることを知り、地味ではあるがそこに暮らす人々の命を守ってきた。中村医師のようなダイナミックさは無いが、頭が下がる。先日の宇都宮弁護士もそうだが、みな自分より年上。まだまだ活躍できる年齢なのだ。