断捨離と称して、多少色々と捨ててみた。まずネクタイ。
これは実に沢山のネクタイが累積していた。背広を着始めた頃に初めて買ったネクタイから、まだほとんど使っていなかったものまで色々。かつてのお気に入りで、いつも締めていたものもある。ネクタイは自分で買うケースがほとんどで、これはどこで買ったかなどということを結構覚えている。覚えているだけに懐かしい。海外に出張に行った際に、土産に買って来るケースが多かったな。
懐かしいので置いておいた。しかもネクタイなどは場所もとらないのでいつまでも洋服箪笥の端に引っ掛かっていた。でも無用でズルズルしているのでズルズル感が無くなる程度に間引きをしてみた。
ネクタイといえば、昔は学生から社会人になったシンボルのようなものだった。それが最近はノーネクタイの流行りもあって、現役で仕事をする人でもネクタイにはこだわらない。お客さんの対応をする営業社員などはまだまだ身だしなみとしてネクタイが必要だが、そうでなければ日常業務では使わない風潮も出て、恐らくネクタイ業界は不調だろう。
それから衣類も少々捨ててみた。夏物の背広を四着。その他、ゴルフシャツや普段着で着なくなったもの。単なる衣替えをしたとも言えるが、さっさと処分をした。最近は衣類のリサイクルが流行っており、ネットで調べるとそういうものを買いとる店も色々。しかし、大抵はブランド品の中古売買が多い。
今日処分した方法は、やはり衣類の買い取りショップにもっていったが、内容の評価はほとんどしてくれず、重さだった。まだ商品になるものが1キロ150円で、そうでないものは１キロ1円とのことだった。
結果は、往復のガソリン代よりは多めの現金になった程度だが、ただゴミとして捨ているよりも誰かが使ってくれるかもしれないという期待と、資源をリサイクルしているという気分になれるところがいい。すごい商売があるものだなと思った。
