昨日の日記は、９月末を迎えて雑感を書いていたのだが、アップロードに失敗して消えてしまった。ＰＣ操作に問題があったかもしれない。がいずれにしても大したことではない。
大したことと言えば、今朝テレビのニュースを見ていたら、野田総理が国連の場で領土問題に触れて、尖閣列島は日本固有の領土であり、所有権を譲るつもりはないと言った。耳と目を疑ったほど私は驚いた。そのあとすぐに中国の代表が反論したとのことだが、当たり前だ。
野田は一体どこまでバカなんだろう。どれだけ日本の国民が政府の無用な行動で迷惑しているか、知恵がそこまで回らないのだろうか。これで今回の問題の鎮静化は大きく遅れることになろう。どうしてくれるんだ！
そのせいで、私の中国行きもどうやら延期した方がよさそうだ。友好協会の八王子支部のツアー参加者は、何がなんでも行くと息巻いている。旅行会社はキャンセルされたら商売にならないから、手配をしているだろうが、問題は受け入れ側だろう。この時期に日本人と親しくつき合うことを、無理解な人達に誤解されたらひとたまりもない。
そういう意味で自分の個人旅行は歩と乗りの覚める頃まで延期した方がよさそうだ。
そうなると予定した休暇をどうするか。ゴルフでもして憂さを晴らすか、孫と遊ぶか。あるいは身辺整理でもするか。
カレンダーをめくると、開平（カイピン）の写真が出てきた。懐かしい。ここに一緒に行った人達とまた会いたい。
ここは広東省のカイピンという町で、写真の建物はここから華僑で海外に出かけた人達が成功して故郷に錦を飾ったときに建てたものと言われている。当時としてはめずらしく、高層の建物になっているのは盗賊よけの見張り台の意味もあったらしい。今は世界遺産に登録されている。
