天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

日中友好協会理事長談話

 今年は日中国交回復40周年に当たる。その記念式典が北京の人民大会堂で行われっる予定であったのが、中国側からの延期宣告がなされた。事実上の取りやめだ。
 中国においては120の都市で日本に対する抗議行動が起きている。向こうで働く日本人はいい迷惑。向こうに仕事や観光で行く予定だった人達も、キャンセルして様子を見ざるを得ない状態だ。
 こういう事態を招いた野田総理大臣は、民主党総裁に再選されて嬉しそうにアメリカへ旅立った。このことに責任を感じないのだろうか。
 日中友好協会で予定されていた10月の太極拳ツアーは取りやめとなった。日中友好協会の田中義教理事長はその談話の中で、こう言っている。
 「今回の事態は、石原都知事の「尖閣諸島」購入の動きに続いて9月10日野田内閣が魚釣島など尖閣諸島の3島を「国有化」したことに中国が「中国の領土主権への重大な侵犯」として『対抗措置』をとり情勢が一挙に緊迫しました。」要するに、この責任は石原と野田にあるのだということだ。
 この状態では、粋がって一人出かけるのはやめたほうがいいかもしれない。予定した中国旅行をやめるのはこれで二度目だ。
 一度目は、昨年の3.11の後だ。既に予約してあった旅だったが、日本で同朋が大変な目に有っているときに、国外へ出るのは日本を逃げ出す外国人ばかり。そんな中、何が出来るというわけではなかったが、逃げないでいようとという気になったのだった。
 今回は、一人で行って自分が不愉快な思いをするだけならいいが、何か事故にあって日本の同朋に迷惑をかけてはならないという思いだ。行って事が少しでも改善するなら喜んで行く。しかし今の情勢では、どうも危ない話の方が多い。返す返すも不明な指導者をもった日本が残念。