五四運動
5月4日になると、五四運動のことを昨年も書いていたのではないだろうか。これが起こったのは1919年のことだ。かれこれ100年前のことになる。
即ち、中国に於いて「抗日」は100年も叫ばれ続けているとも言える。抗日の歴史は長い。その分だけ嫌中国の風習も続いている。こういう状況であるから、日中友好協会というような団体ができるのだ。
無理に中国を好きになることはない。中国という国というか地域としての歴史は長い。それに比べて日本国の歴史は短いように思われてきた。しかし十数年前、宮城県で60万年前といわれる古墳が出土した。日本はそういう地域でもあるのだ。しかしその頃は、日本と中国は陸続きであったろう。要するに、どちらが古いかというようなことは問題ではない。門谷にすべきでもない。
元々大陸に有る中国という国は、人種のルツボであったはずで、漢民族と一口にっても、そのルーツはさまざまらしい。
話を戻して五四運動についていえば、たまたまその日が5月4日であったことからそう呼ばれている。1年は365日しかない。そう考えると、人類の歴史的な出来事は365回くらいでは済まない。とすると、今や1年365日の全部の日が、何かの出来事があった日に違いない。ちなみに明日は5月5日で子供の日。日本の男子のいる家庭にとっては見逃せない日だ。粽だか柏餅だかを食べなくては。