天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

今日のこと

 昼休みに、いつもの本屋で見つけたアインシュタインの言葉。
I have to have someone to love, otherwise life is miserable.
 ここで言うところのsomeoneとは誰か、という問題はあるが、loveの対象であり、普通に考えれば愛情を注ぐ相手だ。愛する人がいなければ人生なんて悲惨だ、と言い切るアインシュタインは愛を重んじて生きる人だったのだ。よかったー。でもこの本の中には、彼は自分は核爆弾を作ることを進めたのではない、という趣旨のことがかいてあった。自分の理論が広島、長崎に悲惨な結果をもたらしたことについて弁解なのか、悔やんでいるのかよくわからないが、そういう意図で研究したのではないと言いたいのだろう。しかし、結果がすべて。学術の平和利用はあとから来る。戦争のために研究が色々な進んできたようなところがあったことは否めない。
 5時を過ぎて、ジムへ行くのに早めに帰ろうと駅まで歩いていたらピッピーと笛が鳴った。みると交差点にお巡りさんが二人。信号があるのだが何故か二人で交通整理をしていた。中国では時々見かける光景だが、日本ではなんか珍しく思い、写真を撮ってしまった。
 さて電車で。中国の地下鉄なら、若者に席を譲られることが何度もあったが日本はそういうわけにはいかない。優先席にバカ面の若者が耳に音漏れのするイヤホンをさして足を広げて座っているのが普通の光景。
 しかし今日は、若い女性が乗ってきたのを見て、優先席に座っていたやはり若い女性が席を譲った。あれっと思ってみると、譲られた女性のバックには「お腹に赤ちゃんがいます」というマークがついていた。それでか。まあ悪くない光景だった。
 向かいの席では、ボーッと座っていた若い女性が次に乗ってきたおばさんに席を譲った。みるとおばさんは松葉杖を持っていた。このように、体弱ってるぞーという目印のようなものを持っている人達には若い人も結構気を使えるのだな。と思っていたら、眼の前のお姐さんの持っている袋の中に人間の頭が入っていて、ぎょっとした。たぶんカツラなのだろうが、何も包まれずに黒髪の生え際が丸出しの頭だった。カツラに見せた頭だったりしたら怖い。
 今日も平和な一日だった。