天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

6月終了

 色々とあった6月も終わり。カレンダーをめくると桂いきなり林の写真が出てきた。そうだった。桂林に行かんと欲しながら実現していなかった。今回は香港にしてしまうし。桂林が遠のいた感じ。そうでもないか。計画的に割り切って会社を休むことを考えれば行けるはず。
 ともあれ明日から2011年も後半に入るわけだ。早いな。若い頃は5年先と言えばどうなるか分からないなりに努力していたが、今はこのままアクションを起こさなければ、どうなるか見えている。安定していると言えば言えなくもない。
 しかし、アフガニスタンの中村医師と時間の過ごし方を考えると、もう少し自分もなんとかできないものかと思ってしまう。あの地域のイスラム文化の人たちは、運命を受け入れることを当然のように受け入れている。不満を言っても仕方が無く、思いがけず少しいいことがあると感謝をする。シリン・ネザマフィの「サラム」という小説を読んだときにも感じたが、運命を受け入れる生き方に哀しみと壮絶さの両方を感じる。
 それにしても壮絶と言えば、アフガニスタンで活動されている中村医師のすさまじい経験にただただスゴイと、尊敬せざるを得ない。医師として、充分な設備や医療品の無い中で、病気やけがをした人たちに対応する中では、どちらを生かすかの選択を迫られる場面が幾度もあるとのこと。これは、信仰を持つ人でなければやりきれないだろうと思う。よほど強い人であろうことは想像に難くないが、キリスト者としての信仰がそのバックボーンに有るように思える。
 愛は、それほど人を強くするのだな、と改めて感じる。