天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

冷房

 節電があたりまえの情勢で、電車の中が多少暑くても仕方がない、と思っていたが、今日の帰りの電車の冷房はありがたかった。歩いているだけで汗がにじむ気温の中、満員電車にクーラーが無ければ地獄だ。涼しい風が有りがたかった。
 今日はまた都心の温泉に入っての帰りだったので、一瞬さっぱりした後の満員電車はこたえる。ところに涼しい風に救われた。
 ところでこの「冷房」という言葉は、房という部屋を表す字の前に令。即ち部屋を冷す、と言った意味なので中国語にもあるのかと思って辞書を引くと無かった。冷気とか冷気設備という言葉はある。その代わり実際のところ、「空調」と言う言葉はあり、こちらが日本で冷房と言う場合に用いられている。
 夜、本来涼しくあるべき時間に満員電車などに乗っているときには、電力を消費して涼しくしてもらってもばちはあたらないだろう。そもそも真夏日の午後2時〜3時が電力消費のピークであり、夜間の電力はむしろ過剰なのだ。というわけで、昨日から家に帰ってもクーラーを入れるようになった。
 東京電力株主総会が昨日行われ、6時間に及ぶ審議で荒れたそうだ。400名の株主が集まって提出した「原発廃止提案」も否決されたらしい。それはそうだろう。株主総会などというものは、大株主の意向に沿うように決議事項を裁決してゆく儀式なのだから、良心的な株主が物申したところで否決されるように準備もされているのだ。総会屋さんも活躍したのかもしれない。総会屋というのは、儲かればどちらの側にもつくのだろう。あまりやりたくない仕事だな、あれが仕事と言えるなら。
 ともあれ、まだ6月。これで冷房を嬉しく思うようでは、あと2カ月が思いやられる。やはりここは日本脱出か。