中国旅行での楽しみの一つは、同じ場所に行くにも色々なルートがあることだ。そうでもないか。場所によってはたどりつく方法が一つしかない場合がある。私のよく行く場所は、香港、マカオ、広州（中国）の三角地点で、ここには色々とルートがある。
まず３か所とも飛行場がある。香港と広州は既に快速の列車が通じている。そのうち、北京―香港間の新幹線も出来る予定だ。
そしてフェリーが香港、マカオ、シンセンの３か所を結んでいる。香港国際空港から中国に入る鉄道の駅まで行くのには、実はちょっと面倒。バスで行ったり、列車を乗り継いで行ったりしたことがあるが、今回は空港から直行でシンセン行きのフェリーに乗って見ようと思う。
ネットは本当に便利だ。フェリーでシンセンまでと言っても、シンセンのどこなんだ。上陸したところから新幹線の乗り場まではどれくらいで、どうやってゆけるのか、ということが全てネットで調べられる。その結果、今回は行きはフェリーでシンセンに入り、地下鉄を１回乗り換えればシンセン駅に出るらしいということが分かった。
ちょっと中国によってから後は香港に戻り、香港そのものを楽しんでみることにしよう。
昔、中国を知らなかった頃、香港まで行ってそこの地元系文化を見たり味わったりするのを喜んでいたものだった。それがディープな中国を垣間見て、そしてあらためて香港を見るとどんなものだろうか。ちょっと楽しみ。
