天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

加藤嘉一氏のこと

 中国で言えば「80後」パーリンホウの世代の日本人。北京大学に留学し、留学中からメディアで活動をはじめ、卒業後もそのまま北京にとどまって活動しているという。中国でブログを書いて(勿論中国語)3カ月で500万アクセスということらしい。
 友人がこの人の本を貸してくれて初めて知った。驚いた。こんな具合に頑張っている若者がいるということに驚いた。日本人の若者も捨てたものじゃない!という感じ。
 その本を読んでいると、なかなかバランスの取れた感性を持っていていいと思う。最近は中国に留学する学生も増えているようだが、行けばいいと言うのでもない。日本でどうにもならなくて、とりあえず中国に語学留学に行くと言うケースも多いらしい。
 しかし、彼の場合は、当然そういう輩とは違い、日本で言えば東京大学、それ以上に入るのが難しい北京大学への留学。勿論、中国人と異なり留学生枠の中ではあるであろうが、単なる語学留学ではない。そして天下の北京大学であったのがよかったかもしれない。日本の中国大使がそこに行って講演をしたときに、その態度に激昂したことから有名になったらしい。何がきっかけになるか分からない。
 激昂するというのは、キレルということだ。私としては、ときには自分の感情、即ち感性に従って自己表現するのも悪くない、と思う。その結果、本音で話しをしていい方向に行くことだってある。本音で話す、というのが私のモットーでもあるが、たまにそれをしても通じないアホがいることも確かだ。
 話はその加藤嘉一さんのことだが、北京に行く前から志のしっかりした人だったのはずだ。そのへんのところを、他の著作も見てみればわかるだろう。彼の中国語のブログでも分かるかもしれないが、こちら側の中国語学力のせいで、そこではまだ無理だろう。いっそ留学したいわ。