天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

昨日の続き

 昨日の市民講座は、6時過ぎから始まって9時過ぎまでやっていただろうか。田中さんの2時間に及ぶ話を聞いて、参加者がグループで相談して、質問と提案という時間もあった。市民講座と言っても市が主催している訳ではなく、有志のメンバーによる運営。なので、来てくださる先生も報酬目当てではないはず。
 事実、原発事故に関してテレビやラジオのメディアには有識者と言われる人たちが出て来て、「すぐに影響の出る範囲ではない」というような、分かりにくくて分からない人を根拠も無く安心させるような発言をしている。そういう場面には決して出てこない人たちに講師として来てもらっているのだ。
 さて、昨日学んだことをもう少し書いておこう。
 汚染された水が海に流れているが、どこに行くのだろう。
 これはハワイ方面に行く。日本の太平洋側の海流は、南からの黒潮と呼ばれる暖流と、北からの千島海流がぶつかり、行き先を失った潮はハワイ方面に向かうのだ。ハワイの人たちは大丈夫だろうか。サーフィンなどやってられるのだろうか。
 田中さんの話は、実情暴露だけではなく、では今後どうしたらいいのかについて、色々な角度から縷々述べられた。
 まず、原子力エネルギーをクリーンエネルギーに変えることをどんどんやればいいのか。それではまた相応のコストがかかるではないか。これに対しては、まず電気の使用量を減らす、つまり節電の実施が先。その方法は企業が問題ではあるが、企業に本気で節電しようというモチベーションを与えるには、電気料金体系の見直しが必要。
 今は、使えば使うほど安くなる料金体系だが、これを使えば使うほど高くなるようにすれば、経費節減に大きな効果が出るので、節電するはずだ。そうしておいて、自然エネルギーを利用した電気に変えてゆく。
 また現在、河などで、その流れを利用した発電をする人がいるが、河から家まで電気を引くことができない。送電線は電力会社の独占物である為だ。この送電線の問題も指摘されていた。
 そしてこのような状況にあることを認識した我々は何をしたらいいのか。運動論まで示された。
 縦、横、斜め、だそうだ。縦とは、上へ、即ちお上への働きかけ。我々で言えば八王子市への働きかけ。横は、知らない人に伝えること。斜めは発想を豊かにして、別の仕組みを考え実行してゆくこと。
 そういうことなら、自分としてはこのブログからまず発信することであろうというので書いている。色々な情報とヒントをもらった。これで500円は安い!そういうことではない。これをきっかけにこのテーマでも発信することが見つかれば発信する。
 いずれにしても、この流れの思考と情報収集と発信ということは継続したい。ああ忙しい。