天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

明日は5.11

 明日は5月11日ということは、今日で東北大地震からニカ月が経過したわけだ。正確には明日の午後で二カ月。この間、海外から日本に来ている人達はかなり母国に帰ったということだ。では実際どれくらいなのかというと、手元に数字が無いので、ちょっとネットで調べてみると、地震前の1週間と地震後の1週間の外国人の出国人数で、14万人から24万人に、つまり10万人増えたということだ。入国数は逆に減っている。
 では、東北地方にどれくらいの外国人がいたのかというと、月刊『日本語』に統計が乗っていた。青森、岩手、宮城、福島、茨城の5県のうち、災害救助法が適用された地域の外国人数は、7万4千人だそうさ。そのうちナンバーワンは中国で24,466人だそうだ。この人たちは避難民なのだろうか。アジアの外国人の人が、被災地で食事を作ったりボランティアをしているというのは、ニュースで見るが・・・。
 中国の人たちは相当帰国している。東京でもかなりの人たちが中国に帰った。連休が明けて、どれくらい戻ってきただろうか。帰った主な理由は、両親、親戚縁者の心配によるものであることは、前に書いた。仕事で来ている人達に帰られた企業は、業務に支障がでたであろう。しかし、一人も帰らなかった会社もある。
 30人ほど日本に来て仕事をしているとのことだが、その中国人リーダーが「日本人が地震後も休まず仕事をしているのに、仕事が終わっていないのに、どうして君達は帰国するのか!」というようなことを言ったとか。しっかり仲間を掌握して仕事をしているらしい。なかなかどうして大したもんだ。同じ中国からのビジネスマンでも、色々な人がいるものだ。
 一つの現象を見て、中国人とはああなんだ、こうなんだと十羽ひとからげに、一様に評価してはいけない。というのが私の持論だが、まさに今回の帰国問題もそうだったのだ。
 ともかく明日は5.11で、11と言う日は、あの9.11もあったし、何かがおきる日だという説がある。「そんなの関係ない!」私の父の誕生日は6.11だった。