天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

甘酸っぱい思い出

 甘酸っぱい思い出といえば、やはり初恋だろう。一体いつの話やねんと思うのだが、初恋だけに今も鮮明に色々な場面とか情景が浮かぶ。そして一度だけ再会した時のことも思い出す。
 初恋の頃は、中学生。名古屋の郊外で学校に通っていた頃のこと。通学途中や教室で見かけるのが楽しかったし、友人同士でひやかしあっていたものだった。それから卒業し、別々の高校に行ったが、お互いの高校が近かったので帰りに時々見かけた。けれども声をかけられなかった。声をかけられない状況にこちらがあったということもある。
 そして再会したのは、自分が大学生で東京から名古屋に休みの間に帰省したとき。向こうは就職して働いているはずだが、どうしているか、つい電話をして会ったことが一度。・・・それきりだった。
 色白で、華奢な体つきで、おとなしく、勉強は数学が好きな子だった。話すと親しみやすく、そばにいたい気持ちになっていたのだった。そういうことってその後は無い。
 年齢を経れば、再びそういう気持ちになることなどはあり得ない。という生活をしていた。それがまた新鮮な気持ちになったのは中国だった。なんということは無いのだが、日本人とは違うノスタルジックな気持ちにさせる小姐の存在があった。
 忘れていたものを思い出させてくれた。そのあたりから私の中国への思いが深まったのかもしれない。あれから中国の歴史、特に近現代史や、文化、食べ物、生活習慣。それこそ自分の初恋時代の日本と共通知る感覚で生きている人たち。そういう人、物と接することが楽しくなった。更には、そこから中国以外の国の人々も改めて見直すようになった。
 話が初恋から中国に来てしまった。