天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

ノーベル平和賞

 今日がノーベル平和賞の授賞式だった。例の劉暁波さんはどうなるかと思っていたが、欠席のまま授賞した。中国政府は、本人だけでなく代理出席の出国も認めなかったらしい。
 ノルウェーはどうするかと思っていたら、本人が欠席でも平和賞を与えた。出席しないとその賞は誰か他の人にわたってしまうのかと思ったらそうではない。断固として劉さんに贈られた。
 あらためてノーベル平和賞を見直した。贈ること自体がメッセージなのだ。ノルウェーは決して中国を非難しているわけではない。中国に於いて民主化が進むことが中国のためであると思うから、そのことに関する活動をした劉暁波さんに賞を授けたのだ。
 出席出来ないならあげないということではない。出席できない理由は何なのか。ということを考えると、主催者側も言っていたが、ここに出席できないこと自体、ノーベル平和賞に値すると断固として言った。感動した!どこかの総理大臣は、相撲で感動した!らしいが、こちらの方がよほど感動ものだ。
 一種の庶民派の面を持つ、次世代の習近平さんはこの事態をどう見ているだろうか。