報道の大切さと我々の行動
最近の政界は腐っている。そしてメディアも腐っている、特にいぬHKのニュースはひどい。
その中で、東京新聞はエライ。このキャラクター、かわうそ君だそうだが嘘でごまかす政治をやっている政権をもじっているのだろうか。
今日の1面は、辺野古の軟弱基盤を防衛省も認識していながら判断するデータとして採用しなかったことが書かれている。また、検事長定年問題の矛盾も。
忖度記事を書かないのは、この東京新聞と日刊ゲンダイくらいか。
ニュースといえば、新型ウイルスの情報もいろいろあった。
最近はメディアの不備をネットで補う。
クルーズ船を港に留め置きしたのは酷かった。日本の国の良心を疑う措置だと思っていたら、案の定、海外からの批判が大きくやっと動き出した。が、時遅く死者2名という犠牲者が出た。
閉塞状態の船の中にみな一緒にいること自体、感染を助長するものだろうことはだれでもわかる。ここで国籍で対応を変えることはもってのほかだが、アメリカはいち早く自国民を引き取りに来た。
さて少し前にアップされたものだが、武漢の現地の若者が訴えています。
昨年末ウイルスの存在をいち早く知らせた医師が、公安に拘束され、その後自身がウイルスで亡くなるという出来事がありましたが、こうした権力統制優先の社会を憂いて、勇気をもって動画にしたものと思われる。
これを見て思ったのは、08憲章を発表して拘束され、ノーベル賞を受賞したにもかかわらず授賞式に出られず、癌で亡くなった劉暁波氏を思い出した。
実は今、この08憲章の中国語を日本語訳と対比させて、日中友好協会の八王子支部ニュースに投稿している。長いので12回に分けて自分なりのコメントをつけて連載中。中国語を書くことで自分の学習になるし、改めて08憲章で訴えている内容を読むと、それが日本でも必要ということを感じていた。それ、すなわち「民主化」。
この動画は、ウイルスのことよりもそれへの対応の中国政府のやりかたを批判し、民主的でないことを主張するもののように見える。劉暁波氏でなくとも、今やこうした声が表に出てきている。この青年も公安に拘束されることを覚悟のうえで発表した。
それに引き換え、日本は、アヘのやりたい放題に民主主義を蔑ろにされているのに、こうした声がネット上に上がっても政府の圧力で消されている。
東京新聞で、橋本厚労副大臣の橋本とは誰なんだ、という論調で、クルーズ船の中が感染してもおかしくない状態という告発動画を消させた本人を紹介している。橋本元総理の息子だ。また世襲議員が、偉そうにしている。
私たちは、中国政府の批判をする前に、自分たちがどういう状態の中にいるのか、このままでは日本の凋落がとどまらないことを認識すべきだ。
私がフォローしている伊藤千尋さんが、とうとう次の意見を発表した。Facebookのリンクでは見にくいので、ページの文章をコピーさせてもらった。
これは、グレタさんが起こしたムーヴメントに倣って行動しようじゃないかという呼びかけ。補足は要らないと思う。文中の「共産・田村議員」は「田中議員」の誤植。