昨日の日記で武漢の青年の訴えをリンクしましたが、こうした訴えはまだまだあるんですね。ここにも身の危険をかまわずYoutubeに訴えている人がいます。
完全に民主化推進の訴えです。
ウイルス問題は、人体への影響は、高齢者や持病を持っていて免疫力の弱い人が犠牲になりやすいというところまで分析が進んでいると思います。
免疫力の問題なので、エイズの薬が効果があるとか、インフルエンザの薬も効く例が出ているようです。
しかし、そもそもの発生原因は、武漢の市場で野生動物からというのと、武漢の細菌研究所から細菌を放出させたという一種のテロ説までありましたが、原因特定に関する情報には接していません。
ウイルス問題が、民主化批判につながるのは、中国政府の初期対応の誤りと、現在行われている強引な封じ込め策が批判の元かと思われます。
この動画でも話しているように、ウイルスの存在を最初に報告した医師が検挙された挙句、その医師は自信がウイルスで亡くなっている。そして民主化を主張した陳秋実氏弁護士も拘束されているらしい。
民主化の問題は、中国の根本の問題であり、ウイルス騒動との関係では、党の方針というよりも現場の官憲の対応がまずかったのではないか。そのまずさを引き起こすのが党の人民を管理するというスタンスにあるのかもしれない。
実際武漢では、マスクをしないで出歩くだけで拘束されたり、幼子がいても親だけ保菌者として強制収容したりといったことがあるらしい。広州にいる中国の友人がメールで知らせてくれた。
広州でも会社には出社しないで、自宅待機が続いているらしい。
それに比べると、日本の対応は甘いといった批判が多い。実際、クルーズ船の対応は大いにまずいと思う。これも現場の対応というよりも、日ごろの政府、官僚のふるまいが現場に影響していい加減な対応になっているのだろう。
もう日本から脱出するなら、どこに行くのがいいかという論議まで始まっている。